RIBA (英国王立建築家協会) 公認建築家であるJacob Downは、今回、フィールドテストにLeica BLK360を採用しました。その目的は、この低コスト、コンパクトかつ使いやすいリアリティキャプチャーデバイスが、レーザースキャンが業界のスタンダードになりうる可能性を満たしているかを検証するためです。
AEC (建築設計・エンジニアリング・施工) Magazineにて、BLK360が紹介されました
作成 lindsay.walker
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BLK360: What’s Next?
まず最初に、BLK360とReCap 360 Pro製品発表に対して、熱狂的な反応をいただき、ありがとうございます。 BLK360とRecap 360 Proのエンジニアは、Autodesk Universityでの発表以来このバンドルの出荷準備のために、必死に頑張ってきています。ただ、それだけをしていたわけではありません。 BLK360は、今年のラスベガスのCESにて、デジタル・イメージングカテゴリーで受賞をしており、San Diego TribuneやWiredなどのメディアで取り上げられてもいます。 BLK360はまた、フォトニクス学会であるSPIEのによるPrism Awardにおいて、計測学のカテゴリーのPhotonics...
BLK360がHollywoodで? Matt WorkmanとCinematography Database
撮影監督がBLK360とハリウッドを語る 世界中のエンジニアや建築家が、その携帯性と多用途性に惹かれて、ライカのLeica BLK360を使用しています。実際の環境を縮尺通りにスキャンし、そして色付けする能力は、新築にもレストアにも計り知れないほど有益であることが証明されています。でも、これは映画業界にも使えるものなのでしょうか? 人気のユーチューバーであり、プロの撮影監督であるMatt Workman氏は、そう信じています。氏は10年にわたり、ジャスティンビーバーや50セント、ディディなどのメジャーなアーティストのミュージックビデオを制作してきましたが、その後3Dアーティストになり映画撮影術のオンラインリソース、Cinematography Databaseを設立しました。この仕事に携わるようになってから、氏は映画業界における最良の技術や道具、そしてワークフローを照会するビデオを制作しています。今日、氏のYouTubeチャンネルには20万以上のフォロワーがいます。 氏の最新のビデオは「Leica BLK360:これは映画業界に使えるか?」と題されています。そこでは、デバイスの説明と操作方法のデモンストレーションを行った後、最終的には、このBLK360は映画業界に大きな影響を与える可能性がある、と結論を出しています。このデバイスのユニークなポイントクラウドは、実世界の環境を縮尺通りにスキャンし、同時に正確な照明と色の情報を取得するため、非常に強力な撮影製作準備ツールになるのです。BLK360のデータが、いかに3Dモデルの撮影やセット、照明そして小道具などに役立つかを、氏は数クリックでデモンストレーションして説明しています。その結果、制作チームは貴重な時間を節約し、そしてコストのかかる過ちを本撮影前から回避することができるようになります。 また、もう一つのビデオでは、氏はBLK360を使って撮影スタジオをスキャンしています。そして得られたデータから、照明グリッドやテストショットを空のセット内に設定しています。このような仕事にとって、特にさまざまなロケで撮影する場合、デバイスの携帯性が、いかに理想的かが語られています。BLK360を現場に持っていくことにより、映写技師はその場所をスキャンしておき、その後、戻ってからそのショットの構築を行うことができます。撮影クルーも、BLK360データの精度により、ショットが正確に作られることに自信を持てます。 Workman氏のレビューや作品に関しては、Cinematography Databaseチャンネルを参照してください。
新たなエンジニアリングの偉業が築150年前のオペラハウスに生命を吹き込む
ロードアイランド州ニューポートのダウンタウンに1867年にオープンしたオペラハウス劇場は、当時の技術の粋を集めたものでした。復興時代にわずか5ヶ月で建てられた傑作で、ほとんどが手作業によるものでした。世界各国の舞台アーティスト、講演者、思想家などが街に集まり、オペラハウスはたちまち新しいアイデアと技術のショーケースとなりました。 現在、建築家やエンジニア、デザイナー、そして歴史研究者たちが、それぞれの専門知識を活かし、アメリカに現存する最古の劇場の一つであるこのオペラハウスの修復に挑んでいます。同じ空間を再設計し、再び世界中のパフォーマーと観客を魅了する最新の劇場の建設を目指しています。 我々には2つの使命があります:歴史的価値のある建造物を保存すること、そして次世代のために21世紀のパフォーマンス空間を生み出すことです。Mohamad Farzan、ニューポート在住の建築家 フライスルービデオ ニューポートオペラハウスの後援代表者であるLiz Drayton氏が、BLK360 のポイントクラウドデータを使ったツアーにお連れします。 オペラハウスは、150年の歴史の間に何度も修復されました。1929年には、劇場だけでなくシングルスクリーンの映画館としても使えるよう、内部の大掛かりな改装がおこなわれました。 建物全体に鉄骨が導入され、40フィートのプロセニウム・アーチが増築されました。オペラハウスは、エンタテインメントと情報交換の中心として栄え、パトロン客たちが押し寄せてニュース映画を見たり、映画に魅了されました。その後の数十年で、オペラハウスは当初の役割から離れていき、ダブルスクリーン、さらにはトリプルスクリーンの映画館へと姿を変えて行きました。 2000年になって、地元のグループが舞台芸術の場がないことは、市にとって文化的、経済的損失になると気づきました。そこで、ニューポート・パフォーミングアートセンターを立ち上げ、建物の外観を修復したのです。10年後に映画ビジネスが手を引くと、地元グループはオペラハウスを再び劇場空間として利用するための大規模なプロジェクトを開始しました。 「究極的にこの建物は、時代を超えて生き残ることのできる、意義ある役割を果たせる建造物なのです」とオペラハウスの後援代表であるLiz...