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progressive contractor

コンパクト設計の建築用ライン、ドットとコンボレーザーレベル

作成 ecaywood

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07/12/2019

このブログでは、ラインとドット、そしてコンボのレーザーレベルについて話します。 このクラスのツールには、さまざまな名前が付いています:レーザー墨出し器、ラインジェネレーター、自動補正レーザー、ラインレーザー、レーザー水準器、ポイントまたはドットレーザー、等々。

細かい話に入る前に、重要なことをひとつ:作業をするのが主に屋外なら、プロフェッショナルな受光器が付いた、より正確な回転式レーザーといった、より堅牢なモデルをご検討ください。 コンパクトなレーザーレベルの多くは、ラインレーザー受光器を使うことで屋外30mまで使用できますが、しかし本来は屋内用に設計されています。 例えばMilwaukee Sawzall®に目の細かい刃を取り付けることはできます。でもだからと言って、それが迫頭を切るのに適した工具になるわけではありません。

レーザーレベル入門

以前、低品質のレーザーレベルを使ってしまったためにひどい目にあった請負業者のお話を聞いたことがあります。 数年前、多くの前向き思考の人がレーザーレベルを使い始めましたが、その品質のために色々苦労を強いられたました。 日曜大工レベルの製品をプロフェッショナルな工具として売ろうとするメーカーがいるため、常にリスクが伴います。 以下に、レーザーレベルに関する主要情報をまとめましたので、自分に合った製品の下調べをするときに、どんなことに気をつけるべきなのかの参考にしてください。 では、コーヒーでも片手に、ごゆっくりどうぞ。

a. 典型的なレーザーレベルの構成:

  • ドットレーザーは、垂直のレーザービームを2本、3本または5本投影し、ポイントを床から天井まで転送したり、90度の壁を設置したり(方法3、4、5)、または高さを転送するのに使用します。
  • ラインレーザーは、水平または鉛直なラインを、
    +/- 60から180度以上のファンアングル、つまり「扇状」に投影します。 主な用途: ラインレーザーは、
    空間にある物体(部屋のウィンドウ・シル、食器棚、チェアレール、電気スイッチなど)の設置をする際のレベリングのマーキングをするために使用されます。
  • 180°ラインレーザーは、ラインレーザーとコンセプトは似ていますが、ファンアングルがより広くなっています(多くの場合180°以上)。 レーザーを部屋の角に設置すれば、大きいファン角度により部屋全体に水平または鉛直のラインを投影することができます。 このレーザーはレーザービームを照射するのに大き目の「窓」を必要とするため、典型的なラインレーザーと比較して筐体が若干大きくなっています。
  • コンボレーザーは、その名の通り、ラインとドットを組み合わせたレーザーです。 コンボレーザーを持たせて現場に行けば、必要なツールはすべて揃います。 コンボレーザーは通常、そのラインとドットの数が記されています(L2P5ならラインが2本そしてポイントが5)。
  • マルチラインレーザーはアジアで始まりましたが、何本も投影できるため、アメリカでも急速に広がっています。 これのデメリットは、コストとその大きなサイズです。コンボレーザーと同様、マルチラインもその水平と鉛直ラインの数、そしてドットの数によって仕様が決まります。 マルチラインが投影する平面は表面で「点」として交差するため。ほとんどのマルチラインレーザーには真の「ドット」は、地墨ドットひとつしかありません。

b. 手動vs.自動補正レーザー - ほとんどのプロは、対象物が水平になっているかを調べたり、または室内で高さを転送するのに使うのに、オートマチックな(自動補正の)レーザーツールを求めます。 設定時間を節約するには、自動補正のレーザーレベルを使うのが最良の方法です。 三脚に設置して、電源を入れるだけです。 大体でも水平になっていれば(4度程度以内)、レーザーは電源が入り、水平のレーザー平面を投影します。 間違って動かしてしまっても、「動作範囲」内の移動であれば、自動的に補正します。 動作範囲外まで動いてしまった場合は、レーザーの電源が切れるか、または点滅して問題があることを知らせます。 自動補正のレーザーツールでは、水平を保つのは問題ではありません。ただし、レーザーラインが参照範囲内である必要があります。 誰かがぶつかって三脚やくさびが動いてしまったら、機器自体は水平であるにもかかわらず、間違った高さで動作してしまうかもしれません。 一日の間、数回は参照範囲を確認することをお勧めします。

たまに、安価な手動レーザーレベルを見かけることもあるでしょう。 自動補正のレーザーと異なり、手動レーザーレベルでは、手作業でレーザーを水平にする必要があります(また一日に数回、水平のままであるかも確認する必要があります)。これは、気泡を用いた水準器と、レーザーのベースの調整ネジなどを使って行います。 手動レベリングのレーザーは、時間がかかるほか、誰かがぶつかるなりして一度水平が崩れてしまうと、大きな問題になります。 手動レーザーでは、動いてしまっても点滅したりはしません。

(以下は、Leica Lino L2G+自動補正機能です)

c. 一日中の使用に耐えるだけの電力 - 自動補正レーザーのほとんどは、アルカリ電池や充電式のバッテリーを使っています。 現在出回り始めたグリーンレーザーは、赤色レーザーよりも明るいビームを出す反面、赤色レーザーよりも電力消費が激しくなっています(数時間しか稼働しないグリーンレーザーすらあります!)。 水準器や重すいと比較すると、自動補正レーザーにするとバッテリー代が結構かかるようになります。その代わり、向上した生産性と品質により、現場にいる時間は短縮されます。 もっと環境にやさしいほうが良いというなら、充電式のものもあります(内蔵も外付け方式のものもあります)。 内蔵バッテリーの場合は、「稼働中充電」できるものを選ぶようにしましょう。つまり、使いながら同時にバッテリーの充電ができるものです。 標準の電池サイズ(単三など)を使う充電式が良いでしょう。 電池を何度も充電して使えるほか、緊急時にはアルカリ電池を入れて使うこともできるからです。

d. 振り子のロック - これを理解するには、自動補正レーザーの仕組みを知っている必要があります。 小型の機械式の振り子が、高精度のボールベアリングに接続されている状態を想像してみてください。 そして、レーザーはこの振り子に接続されています。 振り子は、重力のお陰で必ず真下に下がろうとします(水平)。 レーザーを動かすと、振り子は揺れて、(レーザーラインとともに)再び水平の位置に戻ります。 しかし、傾斜線が必要な場合もあります(例えば、階段の手すり用のブラケットを設置したい場合など)。 そこで振り子ロックは、振り子が揺れないように固定します。 いったん振り子をロックしたら、レーザーを傾ければ投影されたラインも傾きます。 振り子ロックの重要なメリットは、レーザーを間違って落としても、高精度ジンバルベアリングが保護されるということです。 簡単にまとめると、要するに振り子ロックはあったほうが良いということです。

e. 筐体とその機器のつくり - その機器の周りに大きなゴムのバンパーがついていたら、果たして落としても大丈夫でしょうか?大丈夫かもしれないし、大丈夫じゃないかもしれません。  機器の設計が粗末だと、それがどんなにカッコよくても、ゴムぐらいでは守ることはできません。 レーザー機器の耐久性というのは、中の設計から始まるのです。 私たちはみな、安いのにはそれなりに理由があることを知っています。 振り子ロックが付いたしっかりした機器を、精密測定機器として扱うほうが良いと思います。 芸術作品のように扱う必要はありませんが、酷使してはだめです。 そして、定期的にレベリングの精度をチェックすることです。やっておいて損はありません。

f. 範囲と精度 - ラインレベルの精度は、振り子に大きく依存します(だから、ロックして振り子を激しいショックから保護する必要があるのです)。 精度は、一定の距離におけるレベリングのエラーによって記述されます。例えば5mで1.6mm、といった具合です。 範囲を倍の10mにすれば、エラーも倍の3.2mmになります。 逆に2.5mだとエラーも半分になるはずですが、でも時々、レーザーのラインそのものがその仕様上の精度より太くなってしまう事があります。 レーザーレベルの多くには、精度が15’で1/16"(5mで1.6mm)などと記されています。 問題は、安物のレーザーレベルだと、ターゲットから5m離れると、投影するレーザーライン自体が6mmの幅になってしまうことです。これじゃ、精度も何もあったものじゃありません。 投影されるラインは明るくてハッキリとしており、焦点が合っていることが重要です。 良くできているレーザーは、電源を入れたらすぐわかります。

g. グリーンvs. 赤色レーザー - 真のグリーンレーザーのダイオードは赤色のものよりも高価ですが、レーザーレベルを長時間使用するなら、その違いに感謝することでしょう。 最新の直接発光のグリーンダイオード技術では、赤色レーザーよりもスペックルを抑えた明るい緑色のラインを発光させることができます。 その結果、クリアでシャープなレーザーラインを照射します。 グリーンの波長は、赤色レーザーよりも3倍から4倍視認性が高くなっています。 つまりグリーンのレーザーなら、一般的に赤色レーザーよりも遠い距離でも見えることを意味します。 遠くでも見えるということは、セットアップする手間が減ることであり、そしてセットアップする手間が減れば、より早く作業が終わります。

h. ファン角度 - ファン角度とは、両手を広げて立っているような感じを想像するとよいと思います。 右腕から左腕までが、180°のファン角度です。 壁に向かって立ったら、右腕から左腕までのすべてが、レーザー平面に相当します。 180°のファン角度のレーザーを部屋のコーナーに置けば、部屋全体にレベル平面が描かれます。 1回のセットアップで部屋全体をカバーできるわけです。 時間と費用の節約になります。

i. ビームの質 - 5mぐらいの距離から、壁に投影されたビームを観察してみてください。 鮮明で明るいラインが目印です。 低品質のレーザー機器のビームは、ぼやけていて、そして途切れ途切れに薄暗くなっていたり、ゴーストまたは平行線が見えたり、またはラインにデッドスポットがあったりします。 百聞は一見に如かずです。

j. IP54またはIP65 - IPは、「Ingress Protection」の略です。つまり、防じん、防水のことです。 あなたが日曜大工なら、IP40の使い捨てレーザーです(その代わり塵と水分に気をつけましょう)。 自分の道具や仕事に誇りを持っているのなら、IP54、つまり防じん・防水ですね、それ以下は買わないようにしましょう。 IP54の器具は、埃っぽくなったり湿ったりします。 本格派の方はIP65、つまりミルスペック、またはそれ以上を選びましょう。 泥に落としても、ホースの水で洗い流せます。 IP65製品の多くは、3~6 フィート (90cm~1.8m) の耐落下性 にもなっています。 どんな道具やIP規格を選ぶにしても、一言アドバイス:絶対、絶対に濡れたままケースにしまってはいけません。

(以下は、IP55 Leica Total Stationの耐久テストです。これは、$45,000もするんですよ!)

k. 購入後 - 最近、ラスベガスの店員さんと話をしたときに、レーザーレベルの使い方をどうやって教えているのか聞きました。 彼は首を傾げ、当惑した表情で私を見て、こう言いました。「箱を開けて、電池を入れて、オンにする。 教える事なんてないでしょ?」

レーザーレベルを使うのに、24時間のコールセンターは必要ないでしょう。 しかし、保証は必要かもしれません。 実際に物理的に国内に所在地がある信頼できるメーカーから、簡単な「交換」を行ってくれる保証もついた高品質の製品を買うようにしましょう。 保証期間中にメーカーの仕様通りに動作しない場合は、新しいものと交換してくれます。こういった機器の保証は、大体1年から3年です。 当然ながら、筐体がつぶれてしまっているものは、無料で交換はさせてくれません。 保証とは、通常使用による損傷や製造時の欠陥を対象にしています。

今回は、このぐらいにしておきます。 将来的に、典型的な応用の話(「古いやり方vs.新しいやり方」)と、自動補正レーザーで較正をチェックする方法などの話をしたいと思います。

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