In the Wild

創始者のHeinrich Wildのように、新たな境地を求めてスキャンをし、感性を研ぎ澄ますために新しいツールを構築し、世界をよりよく理解するためにリアリティキャプチャを推進しています。

InTheWildに参加して、ライカ ジオシステムズのテクノロジーに関する多くのストーリーを参照ください。
Disto Guy Batimat

レーザー距離計(LDM)の簡単な歴史

1993年にパリのBatimat展示会で、ライカジオシステムズが最初のLDMを発表したときには、私はすでに社員でした。 1993年の携帯電話と同様、最初のLeica DISTOはレンガのような大きさで、重さもそのぐらいありました。 元祖Leica DISTOは、好条件で100フィート(33m)測定でき、精度は3.2mm、そして重さは32オンス(907g)でした。操作は簡単でした(今も簡単です)。電源を入れ、ターゲットにドットを合わせボタンを押すと、画面に正確な距離が表示されます。 元祖DISTOは、まだ現役で活躍中のものも多いです(自分のも最近、バッテリーを交換したばかりです)。 最初のDISTOのコンセプトは、正確な測定を必要としている人たちに力を与えること、あるいは危険または手の届かないところを測定しないとならない人たちの仕事を変革する、ということでした。 それは今でも、続いています。 最初から正確な測定値があるということ、そしてその測定値を現場で再確認できるということは、初期のLDMですら、より少ない時間でより良い結果を生み出せることを意味しました。そしてこのことは、他の工具メーカーも注目しました。 現在では、機能性を追加して(主にBluetooth®)LDMの能力を拡張し、そして人々の働き方が大きく影響されるようなことに、私たちは焦点をあてています。 1993年にLDMを買おうとしたら、一種類しかありませんでした。つまり、私たちの製品です。 今となっては、LDMは初期のDISTOと同等の性能を持った格安のものから、タッチスクリーンとカメラが付き、キャプチャーしたデジタル画像からその物体の高さや幅まで判定できるようなLDM、つまりLeica...

x4 p2p high

Leica DISTO X4: 屋外測定のベスト・ツール

屋外の測定を行うためにレーザー距離計を使用することに伴う問題は、レーザー距離計の歴史と同じくらい古いものです。そして、ライカ ジオシステムズは、開発者であれば周知の測定テクノロジーにおける課題のソリューションを見出すパイオニアですが、実際の使用時に直面する要因は、多種多用であることも事実です。最新モデルであるLeica DST 360とLeica DISTO X4、Leica DISTO Planアプリによって、これらの共通課題のほとんどが解決されたと確信しています。この新しいソリューションの背景にある私たちの考えのいくつかをお話したいと思います。 レーザー距離計 DISTOの屋外オペレーションの向上 屋外でレーザーをオンにし測定対象に目標を定める時の非常に重要な課題の1つは、レーザースポットが5m以上、時にはそれ以下の距離では見えないことです。 ライカ...

Disto

レーザー距離計(LDM)を買う前に検討するべき7つの質問

Updated 4/10/2023: この記事は、90年代にDISTOをレーザー距離計の世界的リーダーへと成長させた人物によって書かれたものです。Hughは引退しましたが、彼のアドバイスは、安価な音波測定器についての警告以外は、これまでと同様に有効な意見です。最近はあまり見かけなくなりましたが、アメリカではグレーマーケットで販売されている工具を多く見かけますので、その部分を更新しました。 1880年代に建てられた家があるのですが、わたしは多くの改築作業をしています。 ほとんど毎週末のように使う、地下室にいっぱい詰まった電動工具の山を使って、この家の隅から隅までを建て直しました。 今まで安価な工具をいかにたくさん買い、捨ててきたか、ある日、気が付いたのです。 わたしはエンジニアです。 ステレオタイプであることを自ら証明するようで嫌ですが、普段、十分に調査をした上でしか、物を買わないことにしています。でも、安価な工具をたくさん購入してしまったことは、明らかに調査不足であったことを認めざるを得ません。 現在は、多少高くても長持ちするものを買うようになりました。 わたしは、測定技術の分野で25年近く仕事をしてきました。そのうち12年は、レーザー距離計、つまりLDMに携わってきています。 私見として、どのLDMにするかを検討する際、次のことを自問自答するべきだと思います: 屋外で測定はするか?...