DISTO 機能

内蔵Bluetooth® Smart Technologyにより、測定データをコンピューターやモバイル端末に無線転送し、ワークフローの能率化や、業務で使用するデバイス、アプリ、プログラムに測定結果を転送することが可能です。

距離と傾斜測定結果から、水平距離を正確に測定することができます。 

面積モードでは、四角形または正方形の面積を、DISTOは測定を2回行うと計算します。 体積モードでは、それに加えて3つめの高さの測定を行うと、体積を計算します。

最小/最大モードでは、レーザーポイントをコーナーまで「振る」ように動かします。 その中で最も長い距離が記録されます。 室内の対角線や窓・ドアの測定に非常に便利な機能です。

1回ですべての測定値を終了することができないことがあります。場合によっては、複数の測定を繋げたり、測定値から不要部分を引く方がスムーズです。加算 / 減算機能では、最終結果はメインラインに表示され、ひとつ前の測定値はその上に示されます。    

インテリジェント・エンドピースは、DISTO本体後端で開閉され、内側や外側のコーナー測定、対角線測定、荒い開口部などの測定が可能です。エンドピースはDISTOサーキットボードに直結しており、エンドピースの長さはDISTOのベースから測定した距離に自動的に追加されます。  

 

面積測定

体積測定機能は、空間の立方体を測定します。DISTOで、長さ、幅、高さの3つの測定をすると、体積計算が行われます。  

ステイクアウト機能は、連続測定モードを使用し、ステイクアウト線上に印をつけることができます。 同一間隔に設置したい場合に便利です。 ディスプレイには、次のステイクアウトの位置までの距離を表示し、近づくとビープ音で知らせます。

ペインター機能は、高さが共通している壁の表面の合計を計算します。

測定値や、測定値が関連付けられた画像を保存することができます。

IP(Ingress Protection)規格とは、粉塵や水に対する保護レベルのことです。最初の数字は塵埃を、2番目の数字は水を表します。 IP65の機器は、完全な防塵性(6)と噴流水に対する保護(5)を備えています。   

IP(Ingress Protection)規格とは、粉塵や水に対する保護レベルのことです。最初の数字は塵埃を、2番目の数字は水を表します。 IP54のデバイスは、すべての粉塵に対する保護(5)と、水の飛沫に対する保護(4)を備えています。   

ピタゴラスの定理を使って、間接的に高さと幅を測定します。

コツは、2番目の測定 - 「長方形ショット」- が、測定中のポイントに対して直角になるようにすることです。画像では、90度の角として描かれています。 精度を確保する方法は、三脚とアダプターを使用することです。

デジタルカメラのシャッターと同じように、タイマーを設定して測定を遅らせることができます。

機能が20種類以上ある中で、頻繁に使う機能は必ずあるはずです。お気に入り機能を使えば、タッチ画面の下部にあるタブに、頻繁に使う機能をブックマークしできます。  

オンボードデジタルカメラには、4倍ズームの「ポイントファインダー」が内蔵されており、目視できなくても、ドットがどこにあるかを示します(屋外の日差しの中でも!)。 測定対象に照準の十字線を合わせ、ボタンを押下します。

任意の場所から測定が行えます。例えば、レーザー照射した屋根の2点間測定を、地上から測定することが可能です。

Bluetooth®内蔵DISTOによる測定データは、BIM(ビルディング インフォメーション モデリング)に役立ちます。

測定時のDISTOの角度を取得する必要がある場合は、レーザー照射角度を測定する高精度のチルトセンサーによって得ることができます。 これらは、Smart Horizontalとハイトトラッキングモードに適用されます。

台形測定機能は、屋根のケラバ部の長さやその傾斜、面積を測定する時に便利な機能です。 DISTOでは、内蔵チルトセンサーを用いて、測定ポイント間の角度と距離を計算します。つまり、屋根の長さの測定を、屋根に上がらずに、地上から行うことができるのです。

正方形や長方形の部屋の場合は単純な面積測定機能が便利ですが、部屋の隅が4つ以上ある場合は、どうしたらよいのでしょうか?そんなときに、三角形機能が役に立ちます。   部屋を仮想の三角形に分割して測定を繰り返し、その数値を合計します。 DISTOは、三角形の外周と角度も表示します。

大きな受信レンズとそれに接続されたモジュールは、条件にもよりますが、200m以上の距離で屋外のレーザードットを見ることができます。

MIP (Measure in Picture) Technologyは、ポイントファインダーカメラで撮影した写真に写る対象物の幅、高さ、表面積、直径などを算出する技術です。

ダイアミタ機能では、Measure in Picture (写真との測定)ーを使ってタンクなどの円柱形の物体の直径を判断します。 また、円周(上の数字)と円の面積も表示されます。

リチウムイオンバッテリーは、mini-USBで充電します。コンセントにさせば短時間で充電できます。コンピューターに接続すると、充電しながら画像ギャラリーにアクセスすることができます。  

コンパスが搭載されているので、測定時に自分の向いている方向を知ることができます。

広角レンズと4倍ズームを採用したデュアルレンズデジタルカメラは、MIP(Measure in Picture)技術を搭載しています。

MIPモードでは、レンズの固定焦点距離を利用して、レーザーとチルトセンサーで得られたデータと写真を組み合わせて、高さ、幅、面積を測定します。

計測した画像は本体に保存され、本体で呼び出したり、後でダウンロードしたりすることができるので、As-Built MeasurementやBuilding Information Modeling(BIM)にも役立ちます。

高さトラッキング機能では、傾斜センサーからの角度の読み取り値を使用して、高さを算出します。高さトラッキング機能を使用して、まずターゲットの根元を測定します。次にDISTOを上に傾けると、レーザーが出たままで、画面はレーザーポイントが高くなるにつれて高さの値を表示します。    

 

P2P機能は、2点間の高さの差も測定できます。 連続して測定しながら、傾斜の測定が行えます。 各測定値は、直前の数値と共に、一組のプロファイルとして保存されます。

このDISTOに搭載されているチルトセンサーは、水平器としても使用することができます。

DISTO S910の測定結果は、DXFファイルとして保存出来ます。そのDXFファイルをパソコンのCADに転送することができます。  

測定対象の輪郭を測定するのみ - 時計回り、または、反時計回りで - 結果はディスプレイに直ぐに表示されます。複雑な形状でも測定が可能です。

面積測定

面積モードでは、四角形または正方形の面積を、DISTOは測定を2回行うと計算します。

<p>ディスプレイは、本体が向いている方向に合わせて自動的に回転します。これにより、あらゆる角度から画面を見ることができます。</p>