BLK3D works for Japanese tradition Leica BLK3Dは、2019年に発売開始したステレオカメラのシステムです。スマートフォンで写真を撮るように撮影し、その場で3Dデータを生成、写真(2D)を見ながら3D測定が行える製品です。手が届かない場所や、過去に撮影したデータから、現場の長さを簡単に測定することができます。これまではレーザー距離計による測定、2人での現場調査、また、ターゲットプレートの設置を必要としていた作業を画像上で行えるようになりました。現場調査をする際にどのように使用されているか、 株式会社若松社寺さま(本社三重県桑名市)へお伺いし、お話を聞いています。 Miyadaiku 若松社寺さまは、神社やお寺の設計、施工をする企業(宮大工)です。住宅などと同様、神社やお寺を設計するには、現場調査が必要です。社寺の組物や柱、梁などをBLK3Dでデータを取得し、その現状の寸法の測定にBLK3Dを利用されています。一般的に、宮大工というと、デジタル化されたデータとは真逆の仕事とイメージされている方も多いですが、業務内容はデータを多く活用されています。この点について、ワークフローを含めたBLK3Dを活用されている様子を紹介します。 BLK3D –...