Edin Osmanagic氏は、2012年にSolid-Bauを設立し、自分のビジネスを開業しました。それ以外にも、乾式壁の工務店をふたつ営んでいます。にもかかわらず、氏は自分で日々建築現場で自ら作業しており、そしてその結果、業務とは密接な関係を維持しています。内装工事における作業では、プレハブの壁や吊り天井、内張りフローリングシステムや内臓の付帯設備など、多種多様なものを扱います。
Edin氏が1998年に左官職人と乾式壁工法の見習いを終了しようとしていた頃は、また巻尺が頻繁に使われていました。これは、とても大変な作業でした。三角形も、ピタゴラスの定理を使ってその都度3・4・5の比率で計算する必要がありました。20世帯の集合住宅の立面図を作成するには、2名が付きっきりで4~5日かかったものです。
「マルチラインレーザーのLino L4P1とDISTO D2レーザー距離計のおかげで、最近はすべてが効率的になりました。」とEdin氏は言います。「もうこれで、同じ作業をするのに2人で2日間で終わらせることができるようになりました。」これはつまり、時間とコストが50%以上節約されたことを意味します。
現在Edin氏は、大きな住宅ビル2棟からなるコンスタンス湖のリンダウの新築の物件を、従業員2人とともに取り組んでいます。その任務は、総面積1200m2の大壁を建てることです。加えて、60m2のダクトライニングと、アパートのドア用100軒分のスチールドアフレームも設置します。
壁を建設するには、まず壁を位置までの距離をLeica DISTO D2で測定し、そしてマーカーで記します。次に、地墨レーザーポイントがついたLino L4P1を、止めねじを使ってミリメートル単位の精度でマーカーと鉛直レーザーラインの真上に設置します。そしてチョークラインを使って床と天井の位置を記していきます。その後フレームを設置し、石こうボードや断熱材を取り付けてゆきます。
「個人的には、止めねじが一番気に入っています。デッドスポットがありません。レーザーラインを右か左に修正したかったら、瞬時にそして完璧に行うことができるのです」とEdin 氏は熱意をもって言います。
加えてLino L4P1はレーザーラインの視認性に優れています。現場が明るい日中であっても優れた視認性を発揮します。また、リチウムイオン電池のおかげで、Lino L4P1は連続24時間稼働させることができます。
Edin氏は、測定をするときはほとんどLeica DISTO D2を使っています。その結果、面積や距離の測定なら、ほとんど時間がかからずに行うことができます。他の機能も同様に使いやすくなっています。もしクライアント側が設計図にない什器などを欲しいと言って来ても、Leica DISTOなら再測定してその測定値を最終掲載に即時に含めることができるほか、測定結果から必要な材料の量を決定することもできます。これにより、最初の交渉も検証された結果をもとに行うことができます。こういったことは、かつては折り畳み式の定規で行っていたため、面倒で時間のかかる作業だったのです。
Edin氏はそのキャリアの中で、ライカジオシステムズのブランドに出会うまで、さまざまなレーザーを使ってきました。現在は、Leica L4P1のみになっています。そのほうが使い方も簡単で、より効率的、またより正確で早いからです。特に近年建築業界では、価格崩壊が著しくなってきています。そこで、競争力を維持するには、効率を上げることが最も重要になってきています。
要点:
会社名 Edin Osmanagic SOLID-Bau Brunnengasse 3 D-88142 Wasserburg 課題:
解決策
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結果
L4P1製品ハイライト
D2製品ハイライト
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