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Alltech Engineering Corp

BLK3Dによる複雑な自動車工場設備測定: Alltech Engineering Corp社のケーススタディ

作成 Christopher Dollard

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10/07/2019

BLK3Dは、端的に説明すると、プラント環境の測定に優れていると言えます。従来、行われていた現場や建築物の状態を手作業で測定するプロセスは、多くの時間を必要とします。しかし、BLK3Dは、カメラ、巻き尺/コンベックス、レーザー距離計での測定から切り替わるだけでなく、ドキュメント化のワークフローを確立します。測定する対象物を撮影するだけで、必要なすべての寸法をキャプチャします。手作業の測定ツールを持ち歩いたり、プラントの状態を記録するのに何週間もかかったりする代わりに、1日か2日間、写真を撮り、すぐに作業に取り掛かることが出来ます。     

プラントでBLK3Dで測定をすると、複雑な機械、設備、部品、空間情報、機械工具などを短時間で測定することが出来ます。例えば、機器を設置するために工場の床面を測定する必要があるとします。通常、巻き尺やその他の手動測定ツールを使用し、測定した結果をオフィスに持ち帰ることになります。しかし、BLK3Dなら、ボタンを押すだけで、必要な寸法を含む現場の状況を写真で撮影することが可能です。そして、画像とその中に表示されるすべての測定値を、工場のフロアからチームの誰にでも直接共有することが出来ます。     

手作業での測定は不要で、不正確な測定や見落としのための再訪問は不要になります。測定漏れをすることなく、すべてのプロジェクト関係者が同じ情報を共有することが可能です。   

とてもよいと思いませんか?それでは、BLK3Dが実際に使用されている様子を見てみましょう。 

BLK3D Helps Design Precise Structural Support Steel for Automotive Plants 

Minnesota州 Mendota Heightsに本社を置くAlltechは、北米全域で事業を展開する産業請負業者です。20,000件以上のプロジェクトを完了し、自動車工場での構造サポートスチールの設計と設置を担当する主要請負業者の1つです。サポートスチールは、自動車業界では非常に正確であることが求めらます。これは単なる「サポートの役割」ですが、自動車を製造するすべての機械を支えています。測定と設置における小さなエラーは、将来的に多くの費用のかかる結果を招く可能性があります。    

Alltechの副社長であるRich Tschida氏は、インスタレーションプロジェクトを監督し、測定するために現場を訪問します。「自動化のためのロボット機器の多くを自動車産業に設置しています。請負業者としての最初の責任は、設置する現場の状態を測定することです。」とTschida氏は述べています。プロジェクトの物理的なサイズと複雑さによっては、空間を手動で測定するのに時間がかかる場合があります。また、このような複雑な環境により、重要な測定値や入手困難な測定値を見逃しやすくなります。    

BLK3Dを導入し、複雑なスペースを測定する 

AlltechのプロジェクトマネージャーであるRyan Will氏とTschida氏とは、インスタレーションプロセスを高速化し、現場訪問中に測定値やデータのロストを無くすために、より高度な技術によって実現可能かを調査することにしました。Will氏は、写真測量技術により写真上で測定するポータブル3DイメージャーであるLeica BLK3Dを購入することを提案し、導入後、BLK3Dによって、ワークフローが高速化し、プロセス全体でクライアントの満足度を向上させることが出来ました。  

Tschida氏は、「2、3人でBLK3Dを使用してみましたが、非常に役立ちました。」と述べています。

それまでは、レーザー距離計、光学機器による測定やメジャーを使い、測定していました。この方法だと、作業だけで1日半~2日ほどかかり、クライアントとやりとりをする時間は半日しかありません。BLK3Dを導入してからは、測定作業は半日で終わり、クライアントと直接作業する時間を大幅に増やすことが出来ました。  

BLK3Dの導入によって、Alltechは必要なすべてのデータをより速く取得できるようになっただけでなく、予期出来ない費用の発生や現場とオフィスとの往復を大幅に減らすことが出来ました。Willは次のように述べています。「BLK3Dの最大の利点は、オフィスに戻ってからも測定値を取得出来ることです。もし重要な測定が抜なく、測定漏れがあった場合、我々は現場に戻らなければなりません。」「今の私たちは、必要な全ての測定値を写真から見つけることができます。測定作業にかける時間を減らすことが出来、現場の設計や新しいプロジェクトに、より多くの時間を費やすことが出来ます。    

BLK3D 導入による能率性、正確性、新たな収益確保 

Alltech社の施設従業員Alltechの作業現場では、複雑な機械やインフラストラクチャ―を操作するなど、作業が複雑なことから、大きな課題を抱えています。「私たちは常に空間の主要なコンポーネントを測定し、それらを中心に設計していました。耐荷重構造用鋼材を設置していますが、その鋼材の上にあるロボットの位置は正しくなければなりません。」とTschida氏は述べています。    

たとえば、AlltechはChicagoのFord自動車工場に構造スチールを設置するために雇われ、3〜4週間工程の設置に6ヶ月の計画を要しました。TschidaはBLK3Dを使用し、設置が正確に行われたことや、作業が納期通りに完了したことを確認できました。「今では、見逃しやすいスプリンクラーラインや、1〜2日で完全に測定するのが難しいスプリンクラーラインなどを、BLK3Dですべてを測定出来ます。このツールには、そのための実力とスケールがあるのです。」とTschida氏は述べています。     

Michigan州の別の最近のプロジェクトには1年以上を要しましたが、BLK3Dは課題に直面していました。「私たちにとって、精度は重要です。その精度で仕事をするためには技術が必要でした。BLK3Dに投資することは、我々のテクノロジーを前進させるために必要なことでした。」(Tschida氏) 先進的テクノロジーによって、Alltechはコストを予算内に抑え、より多くのクライアントとプロジェクトを引き受ける事が可能になりました。「それらを正しく理解し遂行することに誇りを持っています。プロジェクトを実現し、利益を最大化できるツールを買わない理由はありません。」