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BLK Showroom

Scanning the interior of Ex of In House

BLK360 G1 and the all-new BLK360: How do they compare?

作成 Christopher Dollard

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12/01/2022

新製品発表後、誰もが現場でテストしたいと思うはずです。新型BLK360は、リアリティキャプチャのスピードの壁を破り、その使いやすさから、建設から建築、さらに、遺産やメディア・エンターテインメントに至るまで、さらに力を発揮します。  

そこで、最初のフィールドトリップとして、ニューヨーク州ラインベックにあるEx of In Houseに行き、新しいBLK360BLK360 G1の比較、特にこのようなユニークな空間をスキャンする際の違いを考察しました。

Ex of In houseでは、現代住宅における室内空間の活用法に関する研究がされています。建築家Steven Holl氏とDimitra Tsachrelia氏による研究プロジェクトとして始まりました。家そのものは、球体が交差する台形であり、外観ではなく、球体である家の部屋や通路がメインイベントです。その本質は、わたしたちが生活するインテリアの探求なのです。InのExをスキャンします。          

しかし、新旧のBLK360スキャナーを使えば、複雑な構造もデジタルツインになり、シンプルさ操作で、短時間に終了するワークフローが実現します。


Get ready, set, and go!

わたしたちは、出発点と言える家の入口からスキャンプロジェクトを開始しました。この場所はユニークな形状をしているため、スキャンに独特な難しさがあります。曲線や平行でない線は、従来のキャプチャ・テクノロジーでは正確なキャプチャを行うのに時間がかかるプロセスでした。BLKスキャナーの場合、幸いなことに、より多くのスキャンを行うことでこれらのハードルを克服することが可能で、そこで新しいBLK360の改良点が明らかになりました。画像も含めて1スキャンあたり20秒以下と、新型BLK360は大きなアドバンテージがあります。        

Ex of In House in Rhinebeck NY

BLK360 G1の精度は新型BLK360と類似していますが(BLK360 G1は10mで6mm、新型BLK360は同距離で4mm)、新型BLK360の方が圧倒的にスピードが速いです。スピードが重要でありながら、精度を犠牲にすることのない、高速リアリティキャプチャのために作られたものです。BLK360 G1は、リアリティキャプチャのための強力なツールであることに変わりはありませんが、各スキャンを完了するのに時間がかかります。どちらのスキャナも、スピードの必要性に応じて、素晴らしい選択肢となるでしょう。      

How about that VIS?

新型BLK360は、リアリティキャプチャの高速化に加え、Leica GeosystemsのVisual Inertial Systemテクノロジー(VIS)を採用することで、BLK360 G1との差別化を図られています。

VISは、スキャナーの動きを追跡し、現場で自動的にスキャンを結合することで、キャプチャしたすべてのデータを家全体のデータセットとして収集するプロセスをスピードアップしています。VISは、これまでLeica RTC360などのスキャナーにしか搭載されていませんでしたが、BLK360に採用されました。  

VISは実際に何をしているのでしょう?スキャナーのカメラを使って、スキャンとスキャンの間の位置を追跡するのです。つまり、新しいBLK360は、前のスキャンとの位置関係を把握しているのです。VISで得られるデータは、後でレジストレーションする必要のある一連の個々のスキャンではなく、完全なデータセットとなります。      

メリットは2つあります: スキャンのしやすさ(BLK Live appでVISをモニタリング)と、オフィスではなく現場で組み合わせられるスキャンデータです。こうして、さらにスピードが上がり、時間が短縮されれます。BLK360 G1にはVISを搭載されていませんが、現場でのスキャンの位置合わせにこだわらないのであれば、最適な選択肢です。また、新型BLK360にはないサーモグラフィ機能もあるので、赤外線画像が必要な場合はBLK360 G1が適していると言えます。      

Point cloud data of Ex of In House taken with the BLK360

Two devices, almost the same workflow

BLK360 G1もBLK360も地上レーザースキャナー、つまり三脚のような静止位置からスキャンするスキャナーなので、ワークフローはほとんど同じです。セットしてボタンを押し、スキャンが完了するのを待ち(スキャナーから外れないように注意!)、スキャン終了後、次のセットアップまでスキャナーを持って移動します。  

アプリを使って進捗を見ずに、いわゆるプッシュボタンスキャンも行えます。(BLK360 G1はBLK Live appの代わりにCyclone FIELD 360使用します)これは非常にシンプルで短時間で実行できるスキャン方法であり、両製品とも行うことができますが、アプリの利点を享受できません。  

BLK360 G1にはCyclone FIELD 360があり、新型BLK360にはBLK Live appとCyclone FIELD 360が使用可能です。どちらのアプリでも、何をスキャンしているのか、どこでスキャンしているのか、スキャナーの設定のオプションが表示されます。しかし、BLK Live appはより合理的で、BLK360専用に開発され、ライブスキャンレンダリングフィードバックを提供し、何をキャプチャし、何を見逃したかを把握することができます。    

どのデバイスを選んでも、シンプルなプッシュボタンスキャン(アプリなし)か、アプリベースのコントロールとフィードバックでさらなる機能による、コントロール、可能性を持つリアリティキャプチャの選択肢があります。ワークフローは基本的に同じです。新型BLK360から得られるダウンストリームのベネフィットは、VISによって整列された完全なデータセットであり、BLK360 G1では、データをマニュアルでレジストレーションをしする必要があります。    

BLK Live App

Summing it up

In HouseのExでは、両デバイスを使用し、家の内部の完全なデータセットを問題なくキャプチャできました。最も大きな違いはスピードで、新型BLK360は、前モデルに比べ最大5倍も高速処理が行えました。  

どちらのスキャナーを選んでも、どんな空間や物でも、正確なデジタルツインをスキャンすることができます。また、どちらのスキャナーが自分に適しているかの詳細情報は、ここをクリックしてください。