02/01/2021
BAM ConstructionのProject ManagerであるTom Lovegrove氏とSite ManagerであるMichael Reidy氏は、英国ロンドン中心部のKing’s Cross T-Zoneプロジェクトにおいて、Leica BLK3Dハンドヘルド・イメジャを十二分に活用しました。
King’s Crossに建設される54,000m2の野心的なオフィスビルは、英国で最も二酸化炭素排出量の少ないオフィスビルを目指しています。2021年1月に最高の品質基準で建設を完了させるために、さまざまなデジタル工法が採用されています。Leica BLK3Dなど、建設プロセスを改善するために設計された新しいデジタルソリューションは、このライブプロジェクトでテストされています。
BLK3Dハンドヘルドイメジャは、センサーとソフトウェアを組み合わせ、最先端のコンピューティング・テクノロジーを駆使して、プロフェッショナル・グレードの精度で3Dインピクチャ測定を可能にします。 取得されたイメージは、過不足ない、精度の高い三次元データです。 これにより、その場で画像に測定値を入れ、その後も、必要とする時に、画像に追加の測定値を入れることが出来るようになりました。 Leica BLK3D
Tom Lovegrove氏は、BLK3Dを使い始めて、現場での問題処理のプロセスが早くなったと言います。すぐに測定値を作成出来るので、その場で下請け業者に問題を提起することができ、現場事務所に戻る必要がなくなりました。
Michael Reidy, Site Manager と Tom Lovegrove, Project Manager for BAM Construction
現場で問題を提起するためのプロセスが直ぐに出来るようになりました。その場で下請け業者に問題を提起することが出来るので、現場での効率が格段に向上しました。
(Tom Lovegrove, Project Manager BAM Construction)
さらに、BLK3Dは、安全ではないと思われる場所に入る必要がないため、現場の安全性を向上させました。例えば、BLK3Dを使えば、手すりの後ろの安全な位置から開口部の測定が出来るので、現場の作業員の安全性が向上します。さらに、Michael Reidy氏によると、BLK3Dで撮影した各画像は、測定可能な「時間のスナップショット」であると言います。つまり、BLK3Dは進捗状況を記録するための大きな資産となっています。既存のPDF平面図を簡単にデバイスに取り込み、平面図の任意の場所に3D Imageを添付することが出来ます。
BLK3Dは、設計プロセスの中で、シンプルさを重視して開発されているため、非常に使いやすく、デジタル作業を始める前のトレーニングはほとんど必要ありません。
モバイルホールドデバイスと同じように簡単に使えます。グリッドリファレンスシステムに対するトータルステーションのようなセットアップは必要ありません。携帯電話の普通のカメラと同じように持ち出せば、面積や距離を測ることができるというメリットがあります。
(Michael Reidy, Site Manager BAM construction)
最後に、Tom Lovegrove氏は次のように結論づけました。「BLK3Dは、わたしたちの期待を満たし、多くの事の精度を大幅に上げ、現場での問題把握のプロセスのスピードアップに貢献しています。」
Leica BLK3D インピクチャ測定ソリューションの詳細については、www.blk3d.com を参照、または、ここをクリックして弊社のBLK3Dエキスパートに問い合わせください。