要望にお応えします!いただいたBLK3Dを使ったワークフローをよりよくするためのフィードバックやアイデアを踏まえ、新しい機能を含むBLK3D MobileとDesktop バージョン2.0を発表します。共有、コラボレーション、測定機能、ファイル管理に役立つ機能的向上のアップデートです。BLK3D MobileとDesktopをインターネット接続されていれば、起動時にダウンロードの告知とインストールが行えます。
BLK3D ImageのPublishと、Leica BLK3D Web(ブラウザ)での測定
デスクトップブラウザで、3D Image にアクセスし表示や測定を可能にするLeica BLK3D Webです。
Publisherライセンスオプションによって、3D Imageにアクセスし、デスクトップのWebブラウザ上で、3D Imageの表示や測定が行えます。BLK3D MobileやDesktopから、ハイパーリンクをPublishし、3D Imageをどなたとも共有することが出来ます - BLK3Dソフトウェアは不要です。3D Imageの表示と測定が追加費用なく行えます。
共有されたリンクは30日間有効、Imageは、いつでもPublishすることが可能です。Leica BLK3D Web上で、マウスとスクロールホイールを使い、効果的にポイントの選択、ズーム、測定することが出来ます。スマートフォンやタブレットのタッチスクリーンブラウザは、サポートされませんので、ご注意ください。
BLK3D Mobile アップデート
BLK3D Mobileの新機能によって、精度、ファイル管理、パフォーマンスが向上しています。
Laser Assisted Capture - Reality Capture使用時にレーザーがアシストし、キャプチャプロセスが平易になります。
Measureの画像明るさ調整 - Imageの明るさが、キャプチャ時、キャプチャ後に調整が出来るようになります。適切な明るさにスライダーを使って調整することで、測定がより平易になります。
自動測定 - 自動エッジ検知によって、3D Image中の最大4ヵ所までの測定を行います。この機能を複数回実行して、Imageに測定結果を追加することも出来ます。
ファイル管理の向上 - OrganiserにあるExportフォルダから、ファイルのエクスポートを簡単な操作で行えます。BLK3Dにインストールしたアプリに、ファイルの表示、ソート、名称変更、削除、共有が行えます。
Laser Point-to-Point (P2P: 2点間) 測定 (品番 864980 必要) - BLK3DでのLaser P2P測定の機能拡張です。アクセス出来ない場所の距離や面積を最大250mまで、三脚TRI120 DST 360に接続して使用します。
BLK3D Desktop アップデート
また、BLK3D Desktopソフトウェアの測定機能やライセンス管理方法の向上も追加されています。
測定値のクリップボードにコピー - BLK3D Desktopで測定した値をコンピューターのクリップボードにコピーすることが出来ます。選択肢した測定値をコピーし、他のソフトウェアや規定のワークフローで使用することが可能です。
BLK3Dフローティング ソフトウェア ライセンス - BLK3D Desktop ソフトウェアに必要な場所で使用出来ます。ライセンスをリホストすることなく、BLK3D Desktopソフトウェアを複数のPCで使用することが可能になります。たとえば、5名でBLK3D Deskktopをする場合、ライセンスを5つ購入すれば、ネットワーク上でライセンスを使用することが出来ます。
EIDを入力して、PC上のフローティングライセンスをアクティブ化する、または、BLK3D Desktopを使用するためにライセンスサーバにPCから接続します。
BLK3D MobileとDesktop 2.0のその他の機能向上
- 自動Imageローテーション*
- 既存ポイントへの自動Snap*
- 3D ImageのGPS位置情報のGoogleマップへのPDFレポートリンク
- JPFファイル(EXIFヘッダー)のGPS位置情報
- エラー処理ダイアログの修正
- マルチショット キャプチャの安定化
- Organiser内のステータスアイコン
- ユーザーマニュアルの更新
*BLK3D Desktop のみ