Utility

US

Contact Menu

User account menu

Cart Flyout

BLK Showroom

blk360

BLK360のスペシャリスト Andy FontanaのCyclone FIELD 360 Appに関するQ&A

作成 christopher.dollard

|
07/12/2019

Andy Fontanaは、Leica GeosystemsのコンパクトなレーザースキャナーBLK360のテクニカルスペシャリストで、BLK360に関する役立つ動画と見識をYouTubeで提供しています。BLK360を、アプリLeica Cyclone FIELDで使用する方法、どのように動作するか、Andyのお気に入りの機能について聞きました。  


Cyclone FIELD 360アプリの経験はどのようなものでしたか?どれくらいの期間、使っていますか?どのようなプロジェクトに使用していますか?  

私のFIELD 360経験はとても自然な流れです。いくつかの異なるプロジェクトでBLK360を使ってきました。今後は間違いなく、私にとって唯一の点群データ合成アプリになるでしょう。インテリア関連のいくつかのプロジェクトと屋外テストを一回しただけですが、それだけでも良い印象を得ました。      
 

長年のBLK360ユーザーにとって、アプリで最も画期的な機能は何ですか?

Cyclone FIELD 360には、様々な分野のユーザーをサポートする素晴らしい新機能がいくつかありますが、私のお気に入りの機能は次の通りです。

  • スキャン開始前に、スキャン時間を把握出来ることです。 これはプロジェクト計画時に、非常に役立つ機能でしょう。特定のスキャンにかかる時間を把握しておくと、プロジェクト全体に掛かる時間と一定時間内に可能なスキャン回数を知ることが出来ます。時間を要するスキャン中に、スキャナーからいったん離れ、戻ってきた時にスキャンがちょうど終了している、という状態にしたい時にも役立ちます。       

  • イメージ機能を使用せず、スキャンすることが出来ます。 とてもシンプルな住居のアズビルド図面を作成するだけでいい人が多い事を知っています。2Dの完成図面では、ごくわずかなデータで済み、点群データを表示したり色付けしたりするのに360°イメージは必要ありません。画像をオフにして低密度スキャンを実行した場合、各スキャンにかかる時間はわずか40秒!こんなあり得ないスピードで家をスキャン出来るのですから、衝撃を受けますよ。現場での作業時間が大幅に短縮され、インポートにかかる時間がわずかに短縮されるので、プロジェクトをより早く完成させることが出来ます。           

  • 3D点群データの資格化が出来ます。 特に素晴らしいのは、iPad上で3D点群を見ることができる点です。これまでiPad上で表示できたものといえば、360°イメージかスキャン鳥瞰図のどちらかだけでしたから。これは長年多くの人が期待していたことだと思いますが、提供できるアプリはありませんでした。いままで、点群の状態を見るために、パソコンにデータを転送する必要がありました。最終的に合成された点群データを現場のiPadで表示すると、データのどこに「影」があるのか、またどこでスキャンを行う必要があるのかを正確に発見することが出来ます。また、アプリがあることで、特に公共の場所でスキャンしているとき、道行く人にBLK360が何であるかを尋ねられた時に、レーザースキャンについて説明する時にも本当に役立ちます。アプリを見せれば、BLK360とは何か、そして何が出来るのかを正確に示せます。             

  • オンサイトでの合成が可能です。 スキャン作業の課題は、スキャンが終わるまでの長い待ち時間があることです。FIELD 360を使用することで、スキャンしたものから次々と合成することが出来ます。これにより、現場での時間がはるかに生産的になります。オフィスに戻ってから、スキャンをまとめて合成する時間を費やすのではなく、現場にいる間は各スキャンの間にその作業を行うことが出来るからです。その後、現場でのスキャンが完了すると、プロジェクトの登録も完了し、事務作業はほとんどなくなります。       

FIELD 360アプリは、CycloneおよびREGISTER 360ユーザーのワークフローにどのような影響を与えますか?

すでに、REGISTER 360をしていれば、FIELD 360アプリを使用すると、スキャンをオフィスでまとめるのにかかる時間を短縮出来ます。全てのスキャンをFIELD 360に合成すると、iPadの場合と同じように、プロジェクト全体をまとめてREGISTER 360に直接入れることが出来ます。REGISTER 360には、CADやその他のプログラムに転送する前に合成状態を最適化して、点群データを整理するためのツールがあります。      

Leica Register360

アプリをインストールし、使い方の習得はどれくらい簡単ですか?

アプリは簡単にインストールでき、App Storeからダウンロードして、Cyclone Cloud登録情報でログイン出来ます。もしまだCyclone Cloudアカウントを持っていない場合は、アカウントを作成し、オンラインでREGISTER 360ライセンスを有効にする必要があります。    

アプリ自体の操作は簡単ですし、すぐに慣れます。スキャン方法と、スキャンの合成方法を理解するのに数秒しかかかりませんでしたから。個人的には、アプリ内の操作は直感的に行えるほど平易だと思っています。     
 

どのようなユーザーがこのアプリを最も便利に使えると思いますか?

新しいユーザーがスキャンを使いこなすまでの道のりを圧倒的に楽にしてくれると思います。現場でスキャンデータを表示できますので、ユーザーはスキャナーが何をキャプチャしているのか、合成に必要な、スキャン間の重複データがどれくらいの量かを知ることが出来ます。オフィスでの処理時間を短縮し、より多くの仕事をより早くしたいというパワフルなユーザーも使用しています。        
 

どのようなスキャン状況に最適だと思いますか?個人的にどのような状況で使用されますか?

私は個人的には、施工完了時やモデリング用のための、標準的な20から30のスキャン作業には、FIELD 360アプリケーションを使用します。特にREGISTER 360の新しいRCPエクスポートオプションにおいて、このアプリが大ヒットするかもしれないと感じています。スキャンをiPadにまとめて合成し、このデータをREGISTER 360にインポートし、それをAutoCADまたはRevit用のRCPファイルとしてそのままエクスポート出来るのです。     
 

これらの新機能のうち、BLK360ユーザーにとって、最も役に立つと思うもの、または重要と思うものはどれだと思いますか?

BLKユーザーは、現場で3D点群データが表示できることがどれだけ有難いことかわかると思います。現場を離れる前に、対象のすべてが適切にキャプチャされ、データが正しく表示されているかどうかを観れることは本当に大切です。後から再び現場に戻れるとは限りません。iPad上でプロジェクト全体を3D表示出来ることで、ユーザーは戻る必要がないと安心出来ることでしょう。点群データを現場で合成することは、プロジェクト全体の時間を短縮するのにも非常に役立ちます。このことが、多くの人々の生産性を向上させると考えています。      

わたし達のセールスチームへご連絡ください。 アプリやBLK360レーザースキャナーに関する詳細をご案内します。