Leica BLKにとって、今月はとてもエキサイティングな月となりました。9月初旬、わたしたちはリアリティキャプチャ市場に2つの新しいセンサーを発表しました。Leica BLK2FLY (自律飛行型レーザースキャナー)とLeica BLK ARC (ロボット用自律型レーザースキャニングモジュール)です。これらのセンサーは、Hexagonが提供するアクセス可能で使いやすいデジタル・リアリティキャプチャセンサーの包括的なポートフォリオにおける最新のイノベーションであり、世界中のユーザーに完全に自律的なリアリティキャプチャのワークフローを実現します。
Leica BLK2FLYは、世界初の完全一体型の自律飛行レーザースキャナーです。タブレット端末を数回タップするだけで、ユーザーは構造物や環境を空中から正確かつ完全にスキャンすることができます。空中でのスキャンは、アクセスできない場所や手の届かない場所 (例: ファサードの突出部や屋上)の正確なデータを必要とする様々な業界に価値をもたらし、構造物の外観の特徴や寸法を完全にキャプチャすることができます。BLK2FLYはすべてがインテグレートされており、外部ペイロードやドローン使用経験は必要ありません。BLK2FLYの電源を入れ、アプリでスキャン計画を立てるだけで、すぐに飛行開始します。
Leica BLK ARCは、ロボットやその他のキャリア・プラットフォームの自律的なナビゲーションを向上させ、完全に自律的なモバイル・レーザースキャニングを実現するために開発された自律型レーザースキャニングモジュールです。BLK ARCは、そのスピード、精度、汎用性をロボットと組み合わせることで、ユーザーの介入を最小限に抑えながら、正確な3D点群や変化する環境のパノラマイメージを安全に繰り返しキャプチャする自律型ソリューションへの需要の高まりに対応します。ユーザーはBLK ARCを遠隔操作することで、スキャン中も安全な場所に留まることができます。また、変化する現場の状況をモニタリングするために繰り返しスキャンを行い、危険な場所や手の届かない場所でもスキャンすることができます。
BLK ARCとBLK2FLYは、HexagonのクラウドベースのビジュアライゼーションプラットフォームであるReality Cloud Studio, powered by HxDRにダイレクトに接続し、現場からの即時データアップロード、AI対応のクラウド処理、キャプチャされたデータの保存により、目的に応じたスマートデジタルリアリティを必要とする方に即座に提供することができます。
「BLK2FLYとBLK ARCは、スマートなデジタルリアリティによって自律的な未来を実現するというHexagonのコミットメントを具現化しています。目的に応じてインテグレートされたセンサーとソフトウェアのシステムは、あらゆるリアリティキャプチャのワークフローに自律的で敏捷性とスピードをもたらすように調整されています。」また、「ロボット、センサー、ソフトウェアが連携し、リアリティキャプチャのミッションを動的に調整することで、建築物の竣工時の現場記録から、鉱山、工場の床、オフショア施設、火災調査など、遠隔地や危険な環境の監視や状況認識まで、無限のビジネス・アプリケーションを提供します。」とHexagon President / CEOのOla Rollénは述べています。
BLK2FLYとBLK ARCは、スマートなデジタルリアリティによって自律的な未来を実現するというHexagonのコミットメントを具現化しています。目的に応じてインテグレートされたセンサーとソフトウェアのシステムは、あらゆるリアリティキャプチャのワークフローに自律的で敏捷性とスピードをもたらすように調整されています。
BLK2FLYは、高度な自律的障害物回避機能により、次世代の飛行安全性を実現しています。LiDAR、レーダー、カメラ、GNSSなどのセンサーフュージョンにより、最適で安全な飛行経路を確保します。BLK2FLYからのデータは、Hexagonの携帯型モバイルレーザースキャナー Leica BLK2GOでキャプチャされた建物や構造物の内部スキャンとシームレスに組み合わせることができます。カラー化された3D点群データは、現場の状況を記録するなど、BIM (Building Information Modeling)のプロセスに役立ちます。
最初のBLK ARCの互換性は、Boston Dynamics Spotとありますが、他の自律型ロボットキャリアとのインテグレーションも可能です。BLK ARCは、Spotに自律型リアリティキャプチャテクノロジーを搭載することで、ロボット用に設計された完全に自律的なモバイルレーザースキャニングを初めて実現しました。SpotはBLK ARCと環境の中を移動し、BLK ARCはSpotのナビゲーションを改善しながら3Dデータをキャプチャします。これらの組み合わせにより、Spotは正確なレーザースキャンとナビゲーションによって、さらなる自律性を発揮し、ユーザーはロボットが到達できるあらゆるエリアの3Dモデルを安全に構築することができます。
Both sensors were introduced at our digital keynote, "The Age of Autonomy – The Next Evolution of BLK.” For pricing, more information, or to place an order, please contact us here. The first BLK2FLY and BLK ARC units will ship on October 28, 2021.