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建築家にとって、BLK360がもたらす4つのベネフィット

作成 Kyle Barker

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07/15/2019

久々のブロク更新です。2018年秋、とてもエキサイティングな機会に恵まれました。もし、過去のブログを読んでいなければ、こちらを参照ください。    

11月8日、バージニア州リッチモンドにあるアメリカ建築家協会(AIA)のバージニア支部のカンファレンスで、レーザースキャンが自分にどれほど貢献してくれたかについて発表しました。カンファレンスでは、リリソース不足な環境での設計から、建築における著作権、設計を通じたレジリエンシーの実現まで、さまざまな話題が集まりました。  

11月15日には、Autodesk University (AU) にて発表しました。AUはラスベガスにて1週間にわたるワークショップを行い、これから初めてAutodeskにふれる11,000人もの方々が、AEC+界隈の業界から集まったのです。  

いずれの会合も刺激的で、今後につながる収穫をたくさん得ることが出来ました。私自身が勇気づけられ、多くのことを学んだのです。

私はこの記事について、「ズームアウト」するように、つまりレーザースキャニングの利点について俯瞰的に捉えながら、ご説明したいと思います。ご存知のように、レーザースキャニングには多くの利点がありますが、特筆すべき4つのベネフィットをご紹介します。  

1) 正確であること

言うまでもなく、レーザースキャニングは正確です。BLK360は、20mで±8mm以内の精度であることを、最近、知り驚きました。  

初めてスキャンしたプロジェクトでは、クライアントが提示してきた「完成図面」と、私のスキャンデータの誤差が6インチ(約15cm)でした。もし、このプロジェクトの舞台が空港であれば、この誤差は許容範囲でしょうが、1,000平方フィートの小売スペースでは、そうはいきません。メジャーで測りながら、メジャーテープが曲がっていることに気づいた私は「図面の方が、多分、正しい」と自分を納得させていましたが、このプロジェクトで、数インチの矛盾が最も厄介なものであることを実感することになったのです。工期は12週間、木工製品は10週間かけて外部で製造され、最終的に現場で設置されるため、この誤差は致命的なものになります。このスケジュールゆえに、もし寸法が間違っていたら、我々に調整する時間は二度とない状況でした。      

正確な現況を把握し、それを図にすることが、建設プロジェクトをスムーズに進めるための基盤となります。BLK360の導入以前は、基礎条件に関する情報が不十分なために、建設中に大幅な再設計を行うことになったことは一度や二度ではありませんでした。不正確な数値がもたらすこと: クライアントのコスト増加、デザイナーの時間/コストの増加、建材の無駄、ストレスの増加等、例を挙げれば切りがありません。    

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赤の線がクライアントの計画、青がスキャンデータ。この小さな不一致が、大きな問題の原因となり得るのです。  

2) 説得力があること

建築家として、時にはクライアントに対し、彼らのアイデアがうまく機能していないことを、動かぬ証拠とともに示す必要があります。それは面倒に思うからではなく、事実として合っていないからです。以前は、写真と正投影図に頼っていました。「この写真でわかるように、そこにはダクトがあります。断面図を見ると、そのダクトがここ表示されています。つまり、ダクトの位置が合っていません」このアプローチの問題点として、これらの図でクライアントを説得するためには、我々が2つの別々の証拠をつなぎ合わせて、図面内のデータを操作していないことを信頼してもらう必要があることです。しかし、点群を使用すれば、これら2種類の情報を組み合わせた図面を抽出することが出来ます。それは非常に正確であるため、クライアントはそれを紛れもない証拠として理解してくれます。      

3) 安心と信頼

サイトを測定した後、重大な点を見逃していたことに気づき、現場とオフィスを何百回、往復したことでしょう。BLK360のワークフローでは、それは起こりません。さらに、クライアントやコンサルタントが「これで本当に問題ないですか?そこには大きな梁があったはずですが」と尋ねてくるたびに、点群を(「Revit」で)元に戻すことが出来ます。また、見逃しがないことを確認することも出来ます。      

建築家として(他の建築専門業者も同じですが)多くの責任を伴いますので、現場にいるときに重要なことを見逃してしまうことがあります。現場をくまなく完璧にスキャンすることは、単に建築の壮大なスタート地点にいるというだけではなく、プロジェウトが進むに従い、戻ることができる素晴らしいリソースになるということです。  

reassuring

エチオピアのAdisgeでの私の様子です。ここに再測定のために戻ってくることは、大変(コストが掛かります)です。  

4) 簡単であること

点群について初めて聞いた時、「私は技術者ではない。そういう人間がいればいいが!」という印象を受けたものです。無数の点を互いにつなぎ合わせていくような、複雑なプロセスを想像していたからです。Photoshopの「Photomerge」機能に似たようなものですが、それにしても数千の点の群れです。考えるだけでうんざりしたものです。    

実際には、ほとんど自動化されています!以前のブログで述べたように、iPadでReCapを使ってBLK360を使用すると、スキャンは登録したとおりに機能します。スキャンのマージに関して信頼性が低い場合は、2つのスキャンを選択してそれぞれ3つの類似点を選択出来ます。    

多くの方が、かつての私と同じような思いをしていることと思い、この記事をお届けします。私でも出来ることですから、誰でも出来ます。そう確信しています。

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iPadのRecap Proの"Map View"で、スキャンしていった通りにデータを取得、見ることが出来ます。

実益を語ると、"4つの大きな利点"を、BLK360で測定しながら見つけることが出来ました。仕事がスムーズに、より正確に、より自信を持って行えます: 私はお薦めします!  

次回の投稿

次回は、ReCapでスキャンをクリーンアップするプロセスについて説明します。 次回は、ReCapでスキャンをクリーンアップするプロセスについて説明します。 それまでの間、皆さんがBLK360を使用するメリットをどのようにお考えなのかを知りたいと思います: 下のコメント欄で教えてください。