InTheWildへ戻る

11/02/2022

屋根工事業 - 測定ソリューション

作成 cornelia.dietz

Customer Story: Leica DISTO S910

屋根工事業 - 測定ソリューション

Wagenknecht & Sohn Bedachungen using DISTO S910

会社名

Wagenknecht & Sohn Bedachungen, Bregenzer Straße 65, Lindau, Germany

Wagenknecht & Sohn Bedachungen Logo

The challenge

屋根の垂木、高さ、屋根の勾配、天端と地先の長さ、ドーマーの測定

The Solution

地上から測定: DISTO S910, FTA 360-S, TRI120 tripod を使用し、P2P測定

The result

- 本体設置場所から移動せずに、屋根の測定

- 天候に左右されず測定

- 一人で実施

- 測点をカメラのズームで正確に照射

- 信頼性が高く、正確な測定

- 約50%測定時間の削減

 

Ralf Wagenknecht, owner and master roofer at Wagenknecht & Sohn Bedachungen

Ralf Wagenknecht, owner and master roofer at Wagenknecht & Sohn Bedachungen

 

The company

Wagenknecht & Sohn Bedachungenは、Lindau am Bodensee地区で1933年から営業している屋根と足場のプロフェッショ ナル企業です。Ralf Wagenknecht氏は、2代目の経営者で、屋根の修理、嵐の後の屋根の修理、平屋と勾配屋根の改修を提供しています。彼は屋根職人としての訓練を受け、2人の職人と5人の熟練工を雇用しています。    

Ralf Wagenknecht氏は、自ら見積書や請求書を作成し、建設現場で従業員に指示を出し、もちろん実務にも従事しています。

The challenge

この具体的なプロジェクトは、エネルギー効率の高い屋根の改修のための見積書を作成するための測定に関するものです。もちろん、見積には寸法が必要です。多くの古い建物には図面がないため、屋根職人が自分で詳細を調べなければなりません。Ralf Wagenknecht氏は、DISTO S910、FTA 360-SとTRI120三脚を使用して、測定を行いました。      

Workflow

「屋根の垂木、高さ、屋根の勾配、軒と棟の長さ、そしてドーマーをすべて測定する必要があります。つまり、屋根の面積、ドーマーの面積、屋根面積の中のドーマーの面積を測定する必要があります」とRalf Wagenknecht氏は説明します。  

このデータはノートに書き留められ、オフィスに戻ると専用のソフトウェアに入力され、必要な材料の面積とすべての寸法を計算し、見積書作成されます。

Ralf氏は、主に、2点間測定を行いますが、点から点への面積測定もすることがあります。時には、屋根の勾配を測定するために、2点間の角度測定を行うこともあるそうです。2点間測定の大きな実益は明らかです。すべての測定は、地面に置かれた1つの場所から行うことができ、測定器を移動させる必要がありません。つまり、垂木の長さ、軒の長さ、ドーマーのフレームまで、下から簡単に測定することができるのです。        

Leica DISTO S910 は、P2Pテクノロジーを搭載し、ハンドヘルドレーザー距離計による測定に革命を起こしました。1つの位置から、距離と角度の測定値を使用して算出することで、たとえば、任意の点間の幅を測定することができます。  

三脚、カメラ、ズームを駆使して、遠距離も正確に狙えます。4倍ズームのデジタルビューファインダーは、ディスプレイの十字線を使用して、測定対象を正確に表示します。アダプターの垂直・水平方向の微調整により、ターゲットを最適に照射することができます。    

DISTOは、Wagenknecht & Sohn社では、週に数回使用されています。三脚と一緒に使うだけでなく、単純な距離測定を行うこともあります。  

The time before the Leica DISTO S910

通常、屋根工事業者にとって測量は非常に手間のかかる作業です。梯子や、場合によっては屋根の上の梯子も必要です。安全性を考慮し、安全帯を着用し、適切なビレイポイントを見つける必要があります。ビレイポイントがない場合は、安全フックと認可されたアイレットを使用してビレイポイントを設置しなければなりません。      

高層ビルでは、昇降台が必要になることもあります。必ず2人で作業する必要があります。一人が巻尺を持ち、もう一人が測定します。通常のレーザー距離計でも、1人が測定し、もう1人が目標地点でターゲットプレートを持ちます。あとは天候ですね。天候が不安定だったり、雨が降っていたりすると、屋根の表面が濡れて滑りやすくなります。そして、屋根に上るということは、身の危険もある作業です。            

「これらの問題はすべて解決されました。」とRalf Wagenknecht氏は、胸を張って答えます。また、屋根に上らなくてよくなったことが、最大のメリットといえます。もちろん、地上からの計測の方がはるかに安全です。以前は推定値しか出せませんでしたが、今では正確に測れるようになりました。この業界では、センチメートル単位の測定精度が要求されますが、DISTOは、常にその精度を満たす能力があります。        

簡単なアドバイス: 使用し始めの最初の1時間は、慣れるまで、時間をかけてDISTOをセットアップします。しかし、メニューは分かりやすいですし、各ポイントでいくつかの情報を呼び出すことができます。Wagenknecht氏は、すぐに、自分のやり方を見つけられたそうです。    

Ralf Wagenknecht using DISTO S910

Efficiency

「測定にかかる時間は半分以下になり、請求時には、そのままの数値を使用できるので、測定をし直す必要ありません。」

「非常に満足しています。DISTO S910は、期待に大きく応えてくれました。」とRalf Wagenknecht氏は、述べています。