In the Wild

創始者のHeinrich Wildのように、新たな境地を求めてスキャンをし、感性を研ぎ澄ますために新しいツールを構築し、世界をよりよく理解するためにリアリティキャプチャを推進しています。

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Leica Disto Laser Distance Meter Family

Leica DISTO - 重要なプラスアルファを搭載するレーザー距離計

私がスイスのライカ ジオシステムズで勤務し始めてから、20年以上が経ちました。入社した頃、ちょうどLeica DISTO basicとDISTO proの第2世代モデルが発売になったことを覚えています。 Leica DISTOの第1世代が23年前に発売になった時、私たちはこの製品分野における先駆者でした。 しかし、当初のLeica DISTOはレンガほどの大きさでした。最近のレーザーは、チョコバー程度の大きさしかありません。最初のDISTOは、30mまでしか測定できませんでしたが、現在は300mまで測定できるようになっています。最初のものは間接的測定機能としてピタゴラス機能がありましたが、現在のDISTO S910は、その複雑な3次元測定システムを用いて、遠くの距離も直接測定できるようになる程になりました。実は、この間、わたしたちは数百万台のレーザー距離計を販売してきたのです。 製品が進歩するには、いつも、2つの大きな側面があると私は考えています。第一に、私が考える不可欠なことは、市場で最も革新的な製品ラインナップがあることです。第二に、最高のイノベーションは、お客様のニーズを常に念頭に置かなければ、何も生まれないということです。 私がこの仕事に就いた時、わたしたちの製品を使うユーザーは多様で、その用途も様々であることにすぐ気が付きました。そこで、いろいろなお客様の需要に対応できるような製品群を開発する必要が出てきたのです。...

Pointfinder Progression

レーザー距離計に「あると便利」トップ10

そこでは、レーザー距離計 (LDM) に「なくてはならない」機能として私が以前の記事で取り上げたものにも言及しています。 今回は、測定効率を劇的に向上させる機能について触れたいと思います。 この次のグループは、「あると便利」の分類ではありますが、仕事の仕方または職業によっては、この「あると便利」は「なくてはならない」ものになるかもしれません。

Selfie with e7300

コンテスト受賞者!

ライカ ジオシステムズのサイトレビューコンテストの優勝者として、Revolution Design and Buildの、Rob Aldecocea氏が選ばれました。 ウェブサイトのレビューを募集したところ、たくさんの素晴らしいコメントを頂きました。その中で優勝者を決めるのは難しい決断でしたが、Rob氏のレビューはとても的確で、E7300で測定単位を表示するオプションがよりわかりやすく表示されるべきであるというものでした。 Rob氏からのコメント: 「最初にE7100iを購入しましたが、E100iはインチの1/32表示を帝国単位で表示するという点を見落としていたのです。ウェブサイトには、精度は1/16インチと記載されていました。1/32表示については、取扱説明書にしか記載がありません。残念ながら、これは私の仕事である住宅建設に必要な精度よりも高すぎるため、実用には不向きで、結局150ドルを無駄にしてしまいました。 そして、自分のニーズに合うE7300を購入したのです 単位表示に関する詳細事項はウェブサイトにも載せるべきと思います。」 Rob氏の的確な指摘を受け、ウェブサイトのE7300ページには以下の事項を追記しました...

Top of burj dubai

世界でもっともチャレンジングなプロジェクトにおいても、ライカ ジオシステムズは選択されています。

ライカ ジオシステムズにとって、測定は全てです。インパクト・ハンマーやドリル、食洗器や燃料噴射装置を製造しているわけでもありません。価格帯に関係なく、高度な測定技術を必要とする製品の製造のみ行っています。 DISTOやLinoを所有すれば、それらの製品を使いプロジェクトを完成させるエンジニアや測量技師たちの仲間入りをすることができます。 ブルジュ・ハリファはよい例です。 800m以上の高さ、160階以上を誇るブルジュ・ハリファは、単に世界一高い高層ビルというだけではありません。次のことにおいても記録を保持しています: 世界でもっとも高く、自立した構造物 世界でもっとも多い階数 世界でもっとも高所にある居住フロア 世界でもっとも高所にある展望台 世界でもっとも長い昇降工程を持つエレベーター 世界でもっとも高所に到達するエレベーター これらのことは、インハウスマガジン...

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DISTO family

DISTO エラーコード 一覧

このブログでは、全機種のDISTOのエラーコードを掲載しています。エラーコードが記載されていない場合や、下記の修正方法で解決されない場合は、購入した販売店に問い合わせください。 Error 156: 横方向の傾きが±10°より大きい 解決方法: 水平に本体を置きます Error 162: キャリブレーションエラー 解決方法: デバイスが水平で平らな面に置きます 正確にキャリブレーションを行います。エラーが消えない場合は、販売店へ問い合わせください...

Point to Point (P2P) function of the DISTO S910

LaursenさんがどうやってS910を使って屋根を測定するか見てみましょう

測定するのにほとんど時間がかからないし、それにあまりに正確なので無駄になる材料もとても減ったんです」と言うのは、大工職人のJacob Laursenさんです。彼は、春の間に、古くなった折り畳み式の定規の代わりに、ライカジオシステムズのレーザー距離計を買いました 解決策 Leica DISTO S910のP2PやSmart Area機能をLeica FTA-360-SアダプターそしてTRI 70三脚と組み合わせれば、アスビルドも楽々、そして高度に正確な測定が可能になります。 Knudstrup Carpentry and...

Leica DISTO Family

DISTOのキャリブレーション手順

DISTO™を落としてしまいましたか? まだ正確に使えるかどうか疑問に思ったまま、しばらく手元に置いておきますか? どのような仕組みなのかを知れば驚かれるかもしれませんが、一方で、本当にそれ程正確なのか?と心配しているかもしれません。 いずれの状況であっても、まずは参照資料が必要です。 もっとも良い文書は、DISTO™をお買い上げの際に同封されていた生産時に発行されたキャリブレーション証明書です。 DISTO™は、機種や値段にかかわらず全てテストされており、S910であっても、D110であっても、本体の箱に入っている証明書には、一連の基準測定値の偏差が記録されています。 校正証明書を紛失してしまった場合、ユーザーマニュアルに記載されている標準精度で確認することができます。現在販売中のモデルをお持ちであれば、製品ページのスペック表でも確認ができます。 測距キャリブレーション:お持ちのデバイスの標準精度の定義 オプション: 校正補助スプレッドシートをダウンロードし、数値を入力すると自動計算されます。 ベースラインの決定 1〜10メートル範囲にあるもので、窓枠や部屋の長さなど、手の届きやすいものを選びます。...

Leica Lino L4P1

乾式壁工法におけるLino L4P1とDISTO D2

Edin Osmanagic氏は、2012年にSolid-Bauを設立し、自分のビジネスを開業しました。それ以外にも、乾式壁の工務店をふたつ営んでいます。にもかかわらず、氏は自分で日々建築現場で自ら作業しており、そしてその結果、業務とは密接な関係を維持しています。内装工事における作業では、プレハブの壁や吊り天井、内張りフローリングシステムや内臓の付帯設備など、多種多様なものを扱います。 Edin氏が1998年に左官職人と乾式壁工法の見習いを終了しようとしていた頃は、また巻尺が頻繁に使われていました。これは、とても大変な作業でした。三角形も、ピタゴラスの定理を使ってその都度3・4・5の比率で計算する必要がありました。20世帯の集合住宅の立面図を作成するには、2名が付きっきりで4~5日かかったものです。 「マルチラインレーザーのLino L4P1とDISTO D2レーザー距離計のおかげで、最近はすべてが効率的になりました。」とEdin氏は言います。「もうこれで、同じ作業をするのに2人で2日間で終わらせることができるようになりました。」これはつまり、時間とコストが50%以上節約されたことを意味します。 現在Edin氏は、大きな住宅ビル2棟からなるコンスタンス湖のリンダウの新築の物件を、従業員2人とともに取り組んでいます。その任務は、総面積1200m2の大壁を建てることです。加えて、60m2のダクトライニングと、アパートのドア用100軒分のスチールドアフレームも設置します。 壁を建設するには、まず壁を位置までの距離をLeica DISTO D2で測定し、そしてマーカーで記します。次に、地墨レーザーポイントがついたLino L4P1を、止めねじを使ってミリメートル単位の精度でマーカーと鉛直レーザーラインの真上に設置します。そしてチョークラインを使って床と天井の位置を記していきます。その後フレームを設置し、石こうボードや断熱材を取り付けてゆきます。 「個人的には、止めねじが一番気に入っています。デッドスポットがありません。レーザーラインを右か左に修正したかったら、瞬時にそして完璧に行うことができるのです」とEdin...

Lino L2 laser level

レーザーレベル入門

レーザー墨出し器に関するいくつかの重要な情報をまとめました。今、製品をリサーチされている段階であれば、その参考情報としてご利用ください。 わたしは、Leica Lino(ベストの製品と思います)を使用してきましたが、様々なユーザー向けにわかりやすくお伝えします。 レーザー墨出し器の基本的な構造と使い方 ポイントレーザーは、2、3、または5点の直角をなすレーザーを照射します。 主な用途: 垂直な壁で床から天井にレーザーポイントを照射したり(3、4、5メソッド)、パイプや配管を設置する際に、設置場所の壁や床、天井への位置出しをする。 ラインレーザーは、水平または鉛直なラインを、+/- 60から180度以上のファンアングル、つまり「扇状」に投影します。 主な用途: ラインレーザーは、空間にある物体(部屋のウィンドウ・シル、食器棚、チェアレール、電気スイッチなど)の設置をする際のレベリングのマーキングをするために使用されます。 コンボレーザーは、その名の通り、ラインとドットを組み合わせたレーザーです。...

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L2 Peters Hero

Jon Petersによる、額縁の作製と壁掛けの方法

職人で芸術家、そしてYouTube有名人のJon Petersさんが、フレンチクリートとLino L2を使って額縁を取り付けるところを見てみましょう。