2026年4月2日
部屋のレイアウトを正確に把握することは, 建築士, インテリアデザイナー, 床工事業者, 塗装業者, そしてリフォームや改修に携わるすべての人にとって非常に重要な作業です。明確で信頼性の高い部屋の図面を作成することは不可欠ですが, 時間がかかり, 作業が反復的で, 特に複雑な部屋や不規則なレイアウトを扱う場合には, 手作業によるミスが発生することが多くありました。
Leica DISTO Planアプリの最新の機能強化により, この作業が劇的に変わります。Smart Roomは, 部屋を歩きながら壁の長さを順次測定するだけで, 平面図を作成します。このアプリは, DISTO内蔵のIMUセンサーを利用して, 壁の長さや壁同士の角度を自動算出します。さらに, 新機能対角線測定を使用し, 測定した形状の精度がさらに向上し, 壁の位置や角度を確実に把握できるようになりました。
以下では,このワークフローを活用して, 信頼性が高く, 詳細な平面図を, 短時間で直感的に, 最小限の手間で作成する方法を紹介します。
Automatic Creation of a Complex Floor Plan
Challenge:
部屋のレイアウトを把握するのは, 一見簡単そうに思えます―しかし, 実際に直面してみると:
- 不規則な形状: 傾斜した壁や直角ではないコーナー
- 手作業によるミス, 特にスケッチや手書きのメモに頼っている場合
- 検証の必要性(たとえば, 壁が直角になっているか, 寸法が実際に合っているかを調べることなど)
正確なデジタル平面図を作成するには, 予想以上に時間がかかることがあり, わずかな不正確さから, 後の計画や設置の段階で問題を引き起こす可能性があります。この事例のように部屋の構造が複雑になるほど, こうした課題はさらに増大します。
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実際の現場の様子―空間がつながったリビングルーム
Solution - Smart Room and Diagonals
Leica DISTOモデル(最新のD2以降)に搭載されたIMUテクノロジーは, Smart Room機能に活用され, 測定しながら平面図を作成できます。手書きでスケッチしたり, 手作業で図形を作成する必要はなく, アプリが現場で測定した数値や角度に基づいて, 自動的に部屋のレイアウトを作成します。
IMUとはどのようなものですか?また,なぜ重要なのでしょうか?
IMU(Inertial Measurement Unit: 慣性計測装置)とは, 3つの加速度センサーと3つのジャイロセンサーが直交する配置で搭載された小型のセンサーモジュールです。これは, X軸, Y軸, Z軸に沿った加速度と角速度を測定します。DISTO内部では, IMUが測定時に本体がどのように保持され, 回転し, 移動したかを検知されています。これらの情報が, Smart Roomの自動平面図作成機能に活かされています。アプリは, 測定した各区間の長さと, その測定が行われた角度の両方を取得しているため, 手作業で図面を描く手間をかけずに部屋の形状を再現することが可能になります。

1. 部屋の中を歩く ― アプリが自動描画
DISTO PlanアプリのSmart Roomを選択し, 時計回りまたは反時計回りに部屋の測定を開始します。測定した距離はすべてアプリに転送され, 同時にIMUが検知するデバイスの角度と回転も記録されます。これにより, アプリは壁の長さだけでなく, 前の壁に対する位置関係も把握することができます。
その結果, アプリが自動的に正しい部屋のアウトラインを生成します ― 手作業でスケッチする必要はありません。
2. 必要に応じて, 高さの測定値を追加
天井高(床から縦方向)に測定するだけで, アプリが自動的に部屋の天井高として認識します。後で簡単に3Dビューに切り替えできます。
3. 部屋の作成を完了 — 平面図をすぐに表示
壁の測定をすべて完了すると, アプリはすぐに部屋の全体図を生成し、2D/3D表示や、編集が可能になります。
4. 対角線を使用し, 精度を高める
Smart Roomは, 距離測定値とDISTO内蔵のIMUセンサーを組み合わせ, すでに高精度な平面図を提供しています。つまり, 多くの場合, 自動生成された平面図は正確であり, 追加の調整なくそのまま使用可能です。
しかし, 絶対的な精度とCAD対応の形状が不可欠なプロフェッショナル用途においては, 新しい対角線機能を使用すると, その成果はまったく新しいレベルへと引き上げられます。
対角線機能を使うと, 次のことが可能です:
- 部屋の実際の形状を把握し, 平行/垂直に見える壁が, 実際にそうであるかチェック
- 壁の位置の確定または修正し, 測定中に生じがちなわずかなずれを解消
- 不規則な空間, 特に斜めの壁や複雑な間取り, 直角ではない古い建物の場合の細部まで調整
Smart Room Planが生成されると, アプリが適切な対角線を提案します。それらを測定するだけで, プランがさらに高精度で再計算されます。CAD作業やミリ単位の精度が求められる場面に最適です。
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The Power Behind This Combination
高速, 自動化された平面図作成が可能なSmart Roomと, 高度な調整が可能な対角線によって, 視覚的に正確であるだけでなく, 幾何学的に検証された平面図を作成できます。
Smart Roomは, DISTO Planアプリの無料機能です。誰でも簡単に自動で平面図を作成できます。また, 現行のDISTO(最新のD2以降)の多くのモデルと互換性があるため, 多くのユーザーがすぐにその利便性を享受できます。対角線測定機能の追加により, すでに強力なこのワークフローは, 高速かつ高精度で, CADデータへの変換も可能な, 真にプロフェッショナルレベルの測定ソリューションへと進化しました。
Smart Roomが作業の能率化向上
対角線測定で精度を確保
これらを組み合わせで、常にプロ並みの仕上がりを実現
実際の使用例は, 最新のDISTO D2を使用したSmart Roomと対角線機能を紹介する動画を参照ください。
Flexible Export & Display Options
PDF Pro 形式: PDF Pro は, プロフェッショナルかつ体系的なレポートを作成します。各ドキュメントには, 壁の長さや面積, 床面積, 体積, 壁間の角度など, 主要な測定データがすべて一つにまとめられています。レポートに会社名やロゴを挿入してカスタマイズし, これらの PDF を活用して, たとえばプロフェッショナルな見積書を素早く作成することができます。
CAD形式: データをDWG/DXF形式の2D/3Dデータとしてエクスポートし, お好みのソフトウェアでさらに加工できます。距離, 周長, 面積のラベルの表示・非表示を簡単に切り替え, より詳細な情報を把握したり, 視認性を高めることができます。
エクスポート事例:
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