In the Wild

創始者のHeinrich Wildのように、新たな境地を求めてスキャンをし、感性を研ぎ澄ますために新しいツールを構築し、世界をよりよく理解するためにリアリティキャプチャを推進しています。

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Leica disto s910 application note

Leica DISTO S910 - 応用

建築家や建築積算士、ファサード業者、造園家、園芸家そして屋根職人にとってDISTO S910がどのように役に立つかを見るには、以下のリンクをクリックしてください。 応用:建築家や建築積算士のためのLeica DISTO S910 応用:ファサード業者のためのLeica DISTO S910 応用:造園家や園芸家のためのLeica DISTO S910 応用:屋根職人のためのLeica...

old v new viewfinders

LDMの屋外での性能を改善させる:レーザードットを見やすくする方法は?

屋外で作業したり、遠方で作業したり、またはその両方などの場合、LDMを使うためには2つのことが必要になります。まず、レーザービームがどこに当たっているのかが見える必要があります。そして2つめには、そのレーザーを測定する「モジュール」は、測定できるだけの十分なレーザー信号を受けとる必要があります。 この記事では、レーザーの狙いと可視性について書きます。測定モジュールに関しては、将来取り上げたいと思います。 レーザービームを見えやすくするには4つの方法があります: 明るい色のターゲットを選ぶ。レーザーポイントは、明るい色の背景に当たっていると、離れていても見やすくなります。簡単に聞こえるし、また実際簡単です。ただし、そうは上手くいかないのが実情です。 LDMは、危険な場所や手の届かない場所で測定しないとならない場合が多くあります。 例えば、交通エンジニアが道の幅を測定したいとします。 反対側の擁壁が金属製だったとしたら、例えば高速道路の交通を止めて反対側に歩いてゆき、白い紙を貼り付けるのは容易なことではありません。 赤色増幅メガネ:このメガネは、眼に入ってくる周囲の光を減らし、レーザーの赤色をフィルターすることで、レーザービームを見やすくします。 その結果、赤色のレーザービームが明るく、周囲は暗く見えるようになります。 これで結果的に赤色レーザーがより明るく見えるようになりますが、あらゆる照明環境でその赤色レーザーが必ず見えるようになるとは限りません。 ちなみに、これとレーザー安全メガネを混同しないようにしてください。そっちは、逆を行うものです。 レーザー安全メガネは、周囲の光を通し、赤色レーザービームの周波数を遮断します。...

s910

レーザー距離計に「なくてはならないもの」トップ10

皆さんが何を考えているか、わかります。LDMを買うならどんなところに気を付けたら良いかという質問を、レーザー距離計(LDM)を売っているような人なんかに聞くのは、まるで中古車販売のセールスマンに車はどんなのが良いのかを聞くようなものだ、と言いたいのでしょう。 それでも、なぜ私の意見を参考にしたほうが良いのでしょう? ライカジオシステムズが最初のLDMを発明した90年初頭は、私は別のプロジェクトに携わっていました。 当時、「これは素晴らしい。でも、いったい誰が買うのだろうか。」と思っていました。10年後、わたしは、Leica DISTOのグローバル・セールス・マネージャーになっていました。それから、デザイン、生産、最新ツールの流通に関しても関わるようになりました。 そして、はじめて手にした時から、LDMは大きく進化しているということが出来ます。 ライカ ジオシステムズに勤務経験の中で知りえたことから、これがLDMに求めていたことと言えます。 レーザー距離計に「なくてはならないもの」トップ10 ISO格付け – LDMを検討時には、ISOの格付けは、同一基準の中から異なるモデルを比較することに役立ちます。...

Leica Lino L2 TWIST 250

目的に合ったレーザーを選ぶ

屋内用レーザーレベル:視認性が第一です! 建築のプロは、屋内と屋外で何年もレーザーを使ってきました。レーザーは、さまざまな使途で標準となっています。もはや代替手段を使おうとすると、時間や費用がかかるか、場合によっては実行不可能ですらあります。要するに、レーザーは建築業のさまざまな領域に革命をもたらしたのです。レーザーは、建築のプロ、特に内装業者の仕事を楽にします。 業務に合ったレーザーとは? 私が知っている内装業者のほとんどは、何らかの形でレーザーを使ったことがあるか、または日々使っています。これらのレーザーは基準面または基準点、または複数の基準面や基準点をさまざまな構成で投影します。範囲を広げたい場合は、回転式レーザーを使います。これは精度は高いですが、大きくて高額です。私が一緒に仕事をした内装業者のほとんどは、ラインレーザーかドットレーザー(ラインジェネレータとも呼ばれます)を使っているようです。これらのレーザーは、巻き尺ぐらいの大きさです。ほとんどの人が、レシーバを使わずにそのままポイントやラインを使っていますが、受光器を使うことでレーザーの測定範囲を大幅に拡張することができます。これは、レーザービームが見えるということが、いかに重要かを意味しています。屋内のレーザーでは、視認性が命です。例えば、ある高さを部屋の反対側に移したい場合は、ビームが見えないとできません。 例えば一定の高さで吸音天井 を設置する場合は、ビームが見えている必要があります。室内の壁で90度の角度を必要としているなら、ビームが見えている必要があります。 それは、数メートル先にビームを投影できるラインレーザーを探すだけなら、簡単に見つかるでしょう。では十数メートル、あるいはそれ以上だったら?しかも周囲が明るい状態で?そういうときに、高品質レーザーと安価の違いが出てくるのです。基本的に、ビームが見えなければ、仕事にならないわけです。そこで、遠方でもハッキリとラインを投影できるレーザーを選ぶことが重要になります。そうすることで手間を減らすことができ、時間も節約できます。また、資金も労働力も節約し、所要時間も短縮できます。すべて、現場でプレッシャーがかかるようなことばかりです。 グリーンについて 視認性について最後にもう一言:もしかすると、内装用のレーザーでグリーンのものを見かけたことがあるかもしれません。これは今後も続くことでしょう。なぜグリーンなのでしょうか? 実はグリーンのビームは、赤色のものと比べて4倍近くまで視認性が高いのです。これは単に、根拠のない主張ではありません。人間の目は、他の波長よりも緑色をよく認識するように最適化されています。これは単に事実です。だからこそ、軍などで使う高度な暗視システムでは緑色で投影するのです。 皆さんの業務でも視認性は重要ですから、グリーンのレーザーを検討してみてください。電源を入れた瞬間に、その違いがわかると思います。 なお、グリーンのレーザーをお求めになる際は、バッテリーの寿命を確認し、そして他のユーザーのレビューも確認しましょう。グリーンのレーザーは赤色よりもエネルギー消費が高いため、安い機種ではバッテリーの寿命が犠牲になっている場合もあります。

Leica Disto s910 help button function

DISTOヘルプ機能

Leica DISTOの多くのモデルでは、ヘルプ機能が内蔵されていることをご存知でしたか?このブログで詳しい話を読んでみましょう。

Leica Disto Laser Distance Meter Family

Leica DISTO - 重要なプラスアルファを搭載するレーザー距離計

私がスイスのライカ ジオシステムズで勤務し始めてから、20年以上が経ちました。入社した頃、ちょうどLeica DISTO basicとDISTO proの第2世代モデルが発売になったことを覚えています。 Leica DISTOの第1世代が23年前に発売になった時、私たちはこの製品分野における先駆者でした。 しかし、当初のLeica DISTOはレンガほどの大きさでした。最近のレーザーは、チョコバー程度の大きさしかありません。最初のDISTOは、30mまでしか測定できませんでしたが、現在は300mまで測定できるようになっています。最初のものは間接的測定機能としてピタゴラス機能がありましたが、現在のDISTO S910は、その複雑な3次元測定システムを用いて、遠くの距離も直接測定できるようになる程になりました。実は、この間、わたしたちは数百万台のレーザー距離計を販売してきたのです。 製品が進歩するには、いつも、2つの大きな側面があると私は考えています。第一に、私が考える不可欠なことは、市場で最も革新的な製品ラインナップがあることです。第二に、最高のイノベーションは、お客様のニーズを常に念頭に置かなければ、何も生まれないということです。 私がこの仕事に就いた時、わたしたちの製品を使うユーザーは多様で、その用途も様々であることにすぐ気が付きました。そこで、いろいろなお客様の需要に対応できるような製品群を開発する必要が出てきたのです。...

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Pointfinder Progression

レーザー距離計に「あると便利」トップ10

そこでは、レーザー距離計 (LDM) に「なくてはならない」機能として私が以前の記事で取り上げたものにも言及しています。 今回は、測定効率を劇的に向上させる機能について触れたいと思います。 この次のグループは、「あると便利」の分類ではありますが、仕事の仕方または職業によっては、この「あると便利」は「なくてはならない」ものになるかもしれません。