Shoulda used a disto

DISTOのハイトトラッキングを使い間接的に高さ測定

作成 bwauters

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03/05/2019

(ストーリーはスキップし、ハイト(高さ)トラッキングの手順説明に進む)

送電線: 熱気球や凧には危険なものです -- そして、この前の9月の朝、わたしがこの交差点に差し掛かった時、大渋滞に巻き込まれました。-- 多くのフラットベッドトラックの運転手さんが経験していることです。

警察が来て交通整理を始め(当然トラックの運転手には高額な違反切符を切ったことでしょう)、そして信号機に絡まったフォークリフトを取り外すために市の職員が到着した頃、わたしは助手席にDISTO D810 touchがあることに気が付きました。

そして気が付きました。この運転手だけでなく、市の職員も、D510かD810 touchを使い、道路と信号機の間の距離を測っていれば、この種のことを防ぐのは簡単だったはずです。それが成されていれば、わたしも会社に遅刻しなくて済んだのです。

そこで、「現場の写真を撮って、測り方をブログで説明しよう。」と思いつきました。そして、写真を何枚か携帯電話で撮ったのです。(「ね?ボス。私は遅刻したんじゃなくて、仕事をしていたのですよ」)。 その後、4ヶ月ぐらい、このことを忘れていましたが、吹雪が止もうとしている今日、わたしは、偶然にも、またあの交差点にいました。    

weather

確かにちょっと寒いですが、天気が悪いからと言って、室内に移動し仕事することができない職業は、たくさんあります。 それでも、DISTOは寒さや強い雪が降る程度であれば平気です。IP54規格ですし、使用温度は-10℃です(保管温度は-25℃までですが、液晶画面は-10℃でないと正常動作しないとのことです。)   

ハイトトラッキング機能を使って信号機の高さを調べると、その時間は1分とかかりませんでした。しかも、道の脇から行ったので危険性もありません。警察も誰かの手伝いも必要ありませんでした。ビデオでは画面に光が反射してしまい、せっかくのタッチスクリーンの解像度が良く映っていないのが残念です。でも、往来の妨げをすることなく、あるいは寒い中必要以上に屋外にいることなく、どれだけ早く測定できるかは十分このビデオでも見えるのではないでしょうか。      


別の方法でするとなると…

用心深いドラックの運転手さんは、長い棒を良く使います。測定ポールと呼んだり、「ハイトスティック」などと呼ばれることもあります。これで、架線や低い橋などを通れるかを見ているのです。先日、会社の近くで、この石器時代の道具とも言える方法で、架線の高さを測っている光ファイバー業者を見かけました。  

Height stick shot

ちなみに、この光ファイバー業者が測ろうとしていた高さは、27フィート3と31/32インチでした。

もし、あのフォークリフトで信号をひっかけてしまった不運な運転手さんが、このハイトスティックで信号の高さを測ろうとしたら、何が起こったか、想像してみてください。しかも、ロードアイランド州、ニューポート市の交通量の多い交差点です。最低でも、一時的に交通を止めるために、警察の出動が必要だったでしょう。別に、立派な警察官の方々の残業代を取り上げたいと思っているわけではありません。でもDISTOを使えば、時間も経費も節約できます。      

ハイトトラッキングの手順

以下は、車が往来する道路の端から、わたしが測定した時の手順です。これらの画像は、現場のD810 touchの実際の画面のキャプチャーです:  

1. ハイトトラッキングを選択     Height Track
2. 架線の下の地面の基準点を照射 正確性を求める場合、目標の真下を狙う必要があります。わたしは、交差点の信号の下の白い破線に照射しました。今回の目的のためには、これで十分でだと思います。(2倍ズーム)         Street Reference Point

3. 基準点が決まったところで、ON/DISTボタンを再度押し、本体を上に向けます。ここでポイントファインダーが活躍します。この日は風が強かったため、信号が揺れています。画像では、十字線が補助ブラケットに当たっていないことがわかります。わたしが最初に照射した時は当たっていたのですが、測定時には風で動いてしまったのです。      

ハイトトラッキングがあると、測定対象に当たっていなくても測定できます。DISTOは、基準点と比較して十字線に現れているスポットとの高さを測定します。(4倍ズーム)    

Traffic Light Height

4. 測定値を取得し、キーパッドで青のカメラボタンを長押しすると、長さとその写真が保存されます。こうすることで、オフィスに戻ってから測定した場所がわかるので便利です。  

(上記のスクリーンキャプチャーは、すべてこのようにして保存しています。)

Blue Camera Button

 

安定させる

わたしは、精度を最大限に得るため、三脚と微調整ネジ付きアダプターを使いました。

三脚

運転手さんは、そこまでの精度は必要ないかもしれません。それどころか、運転手さんなら、ちょっと道の脇に寄せて、トラックから降りることなく窓からハイトトラッキング測定すればいいと思います。こういうことは、棒ではできません。    

(もちろん、フリーハンドで測定した結果、少し危険と思うなら、外に出て、三脚を出し、基準点を測定対象の真下にし、時間をかけて丁寧に測定した方がいいです。)

これらDISTOのスクリーンキャプチャーでは、一番低い信号の高さを測りました。大体15フィートでした。ビデオを撮影したときは、一番近い信号の高さを測りましたが、これは中央にある信号と比べ、1フィート高い位置にありました。こういうことは、運輸省が知っておくべきことであり、また、もしあなたがフラットベッドトラックの運転手さんで、フォークリフトを運搬中なら、確実に知っておきたい情報です。