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02/13/2019

Scans, Spans and Automobiles: 北アイルランドでのAmey RoadsがBLK360で実施した橋脚測量

作成 lindsay.walker

Northern Ireland Map

Amey Roads NI(ARNI)は、北アイルランドの「より良い未来を築く」戦略の一環として、「住み、働き、学び、成長するのに適した場所」づくりに貢献すべく、北アイルランド全域にわたる戦略的な道路ネットワークの構築、運営および改善を担当しています。(DBFO Package 2) しかし、道路のような複雑なインフラの管理には、高コストな道路閉鎖から1960年代のような手描きの解釈まで、さまざまな課題がありました。ARNIはこの管理運営を独立させ、プロジェクトにおける正確な3D点群データと画像を作成すべく、最新のリアリティーキャプチャ技術の結晶であるLeica BLK360を導入しました。

道路インフラ管理の複雑さ

ARNIは540車線キロの高速道路と幹線道路、140の橋と補助的な建造物を担当しています。コンサル業者 Amey Consultingに依頼し、定期的な検査プログラムの一環として、新規および既存の高速道路の、資産としてのライフサイクルにおけるリスクプロファイルを管理し、橋梁の調査や、必要な修繕および改良工事を策定します。全ての道路が開通し、常に正常な稼働状態にあることが理想ですが、ひとたび道路を閉鎖すると、費用が嵩むだけでなく、交通の流れが混乱することは言うまでもありません。

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Leica BLK360

 

図1 M1の路肩で作業中のBLK360

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Leica BLK360 Data Set

 

図2 BLK360のスキャンデータ (Intensity): Beatties Corner Bridge、M1 J13

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Leica BLK360 Data Set

図3 BLK360のスキャンデータ(RGB): Beatties Corner Bridge、M1 J13

より詳細データをシンプルに構築する、3D リアリティーキャプチャ技術

Leica BLK360 3Dイメージングレーザースキャナー Leica BLK360は、このような課題に対処すべく設計されています。BLK360を導入したARNIは、橋梁の調査、モデルの作成、および高精度な3Dスキャンを実施し、道路の修復作業と定期的な安全検査を実施しています。直感的な操作ができるレーザースキャナーと、そのiPadソフトウェアであるReCap Proを使用することで、橋梁の測量ははるかに簡単なプロセスになったのです。1名の作業者が高速道路の路肩でBLK360を設置し、ボタンを押すだけで、橋の下面全体をスキャンし、360度の詳細なHDR球面画像と正確な点群データを数分で取得出来ます。

スキャンによって橋やその周辺の3次元点群データと画像が取得され、コンクリートのはく離部分や露出した鉄筋などはアノテーションによって強調され、現場の記載、スケッチ、画像などによって、破損箇所の正確な位置と性質をスピーディーに識別します。  設計チームは、土木設計ソフトウェア「Civil 3D」上で点群データを使用し、平面図、立面図、断面図を作成し、より効率的に、必要な部品、材料、リソースなどを含む修復作業を計画 - そして効率よく行います。修復作業が完了すると、最終確認のスキャンによって、施工完了の記録を安全かつ高いセキュリティーレベルのファイルで作成します。このファイルは、作業の完了を実証すると共に、支払い承認の資料として使用することができます。

Leica BLK360を手放せない

BLK360によって、ARNIは高速道路の橋のタイムリーで正確な調査や検査をすることができます。日常的に使用できるよう、BLK360は非常にポータブルであり、そしてRecap Pro iPadソフトウェアは非常にユーザーフレンドリーに作られています。従来の測量と比較して、毎回のスキャンで非常に詳細で正確なデータを生成します。

ARNIは、BLK360が初期費用に対して、かなりのコスト削減を迅速に達成出来ると予測していました。例えば以前は、全橋調査を完了するのに必要な、道路閉鎖を手配するのに最大4000ポンドの費用がかかりました。そこに140を超える橋がさらに加算されます。BLK360を使用することで、ARNIは、高コストで混乱も多い道路閉鎖や交通管理を必要とせずに、全ての重要なデータを素早く正確に取得することが出来ます。それはまた、路肩の真っ直ぐな場所や安全柵の内側から仕事をする測量士にとって、道路の真ん中に立つ必要がなくなり、より安全な作業となります。

BLK360のスキャンよって捉えられた情報の詳細さは、ARNIがこれまでの調査で取得してきたものとは比べ物にならないほど優れています。スキャンデータはデザイナーに渡され、異なる計画、図面、メモを解釈する手間が必要なくなり、修復が必要な場所を直ちに知ることが出来ます。「構造のどの部分を指すのか、誰にもわからない手書きのメモや、拡大写真を使う時代は終わりました。」Amey Roads NIのライフサイクルプロジェクトマネージャ、John Jordan氏はこう述べています。「BLK360は、既に我々のチームにとって欠かせない存在であることは誰もが認めています。BLK360の可能性を継続的に模索することで、効率を高め、コストを削減し、我々の仕事のスタイルすら変えていく新しい方法を見いだせると期待しています。」

1月、John Jordan氏は、BLK360と共に築いた2018年の業績に対し、「Putting People First」カテゴリでAmey Consulting Awardを受賞しました。このカテゴリは、作業に関わった全ての従業員の安全と幸福に最も貢献した個人、チーム、または プロジェクトを対象としています。Jordan氏は最後にこう述べています。「BLK360の技術を使用することで、高速道路でのDBFO2の仕事を含む、多くの危険な作業リスクから、現場の調査員を救うことにつながりました。

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Leica BLK360 Scan

図4: Tullyard Bridgeの形状測量結果

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Leica BLK360 Data Set

 

図5: BLK360のスキャンデータによるTullyard Bridge
 

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