屋内用レーザーレベル:視認性が第一です!
建築のプロは、屋内と屋外で何年もレーザーを使ってきました。レーザーは、さまざまな使途で標準となっています。もはや代替手段を使おうとすると、時間や費用がかかるか、場合によっては実行不可能ですらあります。要するに、レーザーは建築業のさまざまな領域に革命をもたらしたのです。レーザーは、建築のプロ、特に内装業者の仕事を楽にします。
業務に合ったレーザーとは?
私が知っている内装業者のほとんどは、何らかの形でレーザーを使ったことがあるか、または日々使っています。これらのレーザーは基準面または基準点、または複数の基準面や基準点をさまざまな構成で投影します。範囲を広げたい場合は、回転式レーザーを使います。これは精度は高いですが、大きくて高額です。私が一緒に仕事をした内装業者のほとんどは、ラインレーザーかドットレーザー(ラインジェネレータとも呼ばれます)を使っているようです。これらのレーザーは、巻き尺ぐらいの大きさです。ほとんどの人が、レシーバを使わずにそのままポイントやラインを使っていますが、受光器を使うことでレーザーの測定範囲を大幅に拡張することができます。これは、レーザービームが見えるということが、いかに重要かを意味しています。屋内のレーザーでは、視認性が命です。例えば、ある高さを部屋の反対側に移したい場合は、ビームが見えないとできません。
例えば一定の高さで吸音天井 を設置する場合は、ビームが見えている必要があります。室内の壁で90度の角度を必要としているなら、ビームが見えている必要があります。
それは、数メートル先にビームを投影できるラインレーザーを探すだけなら、簡単に見つかるでしょう。では十数メートル、あるいはそれ以上だったら?しかも周囲が明るい状態で?そういうときに、高品質レーザーと安価の違いが出てくるのです。基本的に、ビームが見えなければ、仕事にならないわけです。そこで、遠方でもハッキリとラインを投影できるレーザーを選ぶことが重要になります。そうすることで手間を減らすことができ、時間も節約できます。また、資金も労働力も節約し、所要時間も短縮できます。すべて、現場でプレッシャーがかかるようなことばかりです。
グリーンについて
視認性について最後にもう一言:もしかすると、内装用のレーザーでグリーンのものを見かけたことがあるかもしれません。これは今後も続くことでしょう。なぜグリーンなのでしょうか?
実はグリーンのビームは、赤色のものと比べて4倍近くまで視認性が高いのです。これは単に、根拠のない主張ではありません。人間の目は、他の波長よりも緑色をよく認識するように最適化されています。これは単に事実です。だからこそ、軍などで使う高度な暗視システムでは緑色で投影するのです。
皆さんの業務でも視認性は重要ですから、グリーンのレーザーを検討してみてください。電源を入れた瞬間に、その違いがわかると思います。
なお、グリーンのレーザーをお求めになる際は、バッテリーの寿命を確認し、そして他のユーザーのレビューも確認しましょう。グリーンのレーザーは赤色よりもエネルギー消費が高いため、安い機種ではバッテリーの寿命が犠牲になっている場合もあります。