Leica DISTO S910は、複数のセンサーから得た情報を組み合わせ、いままで困難と思われていた測定も可能にする「スマート」な機能が搭載されています。その技術の多くは、ライカ ジオシステムズに(少なくとも測量士の間では)名声を与えた測量機器から受け継いだものであり、測量士でなくてもDISTO™を使えば、そのレベルの精度結果を得られることが可能になりました。
先日、S910を所有ユーザーから、S910が角度(x、y、z)の取得したいが、その値が液晶画面に表示されないという苛立ちの連絡を受けました。仕方なく、スマート機能の結果から計算して、角度を取得しなければいけなかったそうです。
これは確かに面倒な作業だったと思います。しかし、そのようなことをする必要はDISTO transfer ソフトウェアを使えばなかったのです。
手順は次の通りです:
1. 最新版のDISTO transfer softwreをダウンロードし、Windows 8.1コンピュータにインストールします。 S910をDISTO transferとWiFi接続し、「More(詳細)」ボタンをクリックします。 |
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2. DISTO transferで、必要とする値を選択します。 これら3つのボタンが選択された状態では、DISTO transferは距離、xとyの角度を記録します。
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3. 連続した測定値を見るには、上の画面の「Setup(セットアップ)」ボタンを押下し、情報タブを選びます: